スネーク「こちらスネーク、未来ガジェット研究所に潜入した」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 11:20:08.35 ID:AIWXu5xc0
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大佐『ご苦労スネーク』
スネーク「俺はどうすればいい?」
大佐『その研究所でタイムマシンが開発されたという情報が入った・・』
スネーク「タイムマシン?そんなもの本当に開発されていたとしたら・・」
大佐『あぁ・・世界はタイムマシンを巡って戦争になるだろう。それもとても大きな戦争にな』
スネーク「つまり俺の任務はそのタイムマシンを破壊しろという事だな?」
大佐『そういう事だ。それでスネーク、研究所の中はどのような感じになっている』
スネーク「普通の部屋だな・・特に何もない。」
大佐『タイムマシンらしきものも見当たらないのか?』
スネーク「あぁ・・日用品らしき物しか置いてない。本当にタイムマシンなんて開発されたのか?」
大佐『ある組織からの確かな情報だ。何としてでも見つけ出して破壊してくれ。』
スネーク「分かった。」
大佐『健闘をいのる・・。』プツン
みたいなのを誰かが書いてくれるはず・・ナイカ
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 11:22:21.32 ID:HrjCWTy10
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____
/ ./ /| こちらスネーク
_| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ スレへの潜入に成功した
/ |____.|/ /
 ̄ ̄~ |し |  ̄ ̄
し⌒ J
____
/ ./ /| こちらスネーク
_| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 指示を頼む
/ |____.|/ /
 ̄ ̄~  ̄ ̄
_
/´ `フ
, '' ` ` / ,!
. , ' レ _, rミ,
; `ミ __,xノ゙、
i ミ ; ,、、、、 ヽ、 大佐!動けない!
,.-‐! ミ i `ヽ.._,,)__ 指示をくれ、大佐!
//´``、 ミ ヽ (( / / /l ))
.| l ` ーー -‐''ゝ、,,)) | ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___
ヽ.ー─'´) / |____.|/ /
'''''''''  ̄ ̄~  ̄ ̄
-
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 11:39:33.88 ID:yPtN8tBP0
-
スネーク「日本か……出来れば観光で来たかったものだな」
スネーク「遮光カーテンで、部屋を二つに分けているようだ……」
スネーク「タイムマシンがあるとすれば、この奥か」サァー
紅莉栖「んっ……岡部? 帰ってきたの……?」ゴシゴシ
スネーク「……」スッ
紅莉栖「!」トゥルンッ!
スネーク「……」バッ グイッ
紅莉栖「むー! むー!」バタバタ
スネーク「……悪く思うな」キュ
紅莉栖「」クタッ
スネーク「くそっ……大佐! どういうことだ、情報と違う! 女が居た!」
大佐『牧瀬紅莉栖、そのラボに在籍する研究員の一人のようだ』
スネーク「もう少しゲノム兵を呼ばれるところだったぞ、頭の上に!が出ていた」
大佐『現場は生き物だ、多少のトラブルには目を瞑ってもらわんと困る。そもそも日本にゲノム兵は居ないぞスネーク』
スネーク「それはそうだが……」
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 11:46:00.59 ID:yPtN8tBP0
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大佐『臨機応変にやってくれ』プツン
スネーク「……くそっ、切れた」
トゥルル トゥルル
スネーク「何だ?」ピッ
オタコン『僕だよスネーク』
スネーク「ああ、どうした」
オタコン『まずいことになった。今メイクイーンにゃん×2から岡部と橋田が出たところだ。予想より早い』
スネーク「……時間は?」
オタコン『そうだな、早ければ後四十分ってところだ』
スネーク「肝心のタイムマシンがまだだが、見た目の情報は無いのか?」
オタコン『そこまでは……、ただ、それほどコンパクトなものではないはずだよ』
スネーク「だが、部屋を見渡す限りそれらしいものはない」
オタコン『家電を調べてみたらどうだい? 偽装されている可能性もあるよ』
スネーク「ああ」
オタコン『ところで……そこの女の子なんだけど……』
-
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 11:51:51.55 ID:yPtN8tBP0
-
スネーク「こいつか? 大丈夫、少し眠ってもらっただけだ」
オタコン『君がフェミニストで良かった』
スネーク「まさか。だが、俺は殺し屋でもない」
オタコン『どうにか起こして情報を引き出せないかな?』
スネーク「まだ大丈夫だとは思うが、次は顔を覚えられるぞ」
オタコン『オプションのカモフラージュから、フェイスを変更するんだ』
スネーク「……こうか?」キュ
オタコン『スネーク……それ、僕じゃないか……』
スネーク「一番日本に似合っている」
オタコン『そ、そうかい? まあ構わないけど。アキバなんて、もう暫く行っていないな……』フゥ
スネーク「お前もくれば良かっただろう」
オタコン『どうかな。こうして上空に居られるだけでも行幸だよ、離陸許可が下りるとは思えない』
スネーク「パラがある」
オタコン『よしてくれ……それじゃ、頑張って』
スネーク「ああ」
-
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 11:57:38.94 ID:yPtN8tBP0
-
スネーク「……」ポンポン
紅莉栖「」☆☆☆
スネーク「……」ポンポン
紅莉栖「」☆☆ ピンッ ^☆
スネーク「……」ポンポン
紅莉栖「」☆ ピンッ ^☆
スネーク「」ポン
紅莉栖「うっ……あれ? 私、何で床に……」フラ ^☆
スネーク「動くな」チャ
紅莉栖「な!? えっ……?」
スネーク「口を閉じろ。YESなら一回、NOなら二回首を振れ」
紅莉栖「」コク
スネーク「よし、良い子だ。……ここにタイムマシンがあるな?」
紅莉栖「……」
スネーク「手荒な真似はしたくない、正直に答えてくれ」
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15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:02:07.05 ID:QeWgYmR80
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そういや羽衣い締めは星三個だったな
この>>1結構やり込んでるな
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16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:02:56.79 ID:SLINRumh0
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なるほど
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17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:05:02.64 ID:yPtN8tBP0
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紅莉栖「……」フルフル
スネーク「ここにあるんだろう?」
紅莉栖「だ……誰から聞いたの……?」
スネーク「……質問しているのはこっちだ。どこにある?」
紅莉栖「喋ったら……いけないんでしょう?」キッ
スネーク「ん? ああ……だが、君はもう話しているし、叫ぶタイミングも失ったようだ。話してくれ」
紅莉栖「タイムマシンを、どうする気なの……?」
スネーク「そんなものは、この世界にあってはいけない」
紅莉栖「……」
スネーク「今度は俺よりも怖い連中が押し寄せてくるぞ。情報は売られている、その証拠が俺だ」
カンコン カンコン
スネーク(予定より早い……)
紅莉栖「おかっ……」フムー!
スネーク「こっちへ来い」グッ
-
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:11:59.00 ID:yPtN8tBP0
-
紅莉栖「……」
スネーク「……」
岡部「帰ったぞ……ん? 助手?」
ダル「ふぃー……暑くて死にそうだお」
岡部「助手が見当たらないが」
ダル「トイレじゃないん?」
岡部「何だ、この人が二人は入れそうなピンク色のダンボールは……」
ダル「さぁ……なんぞこれ、『ラブダンボール』?」
紅莉栖・ダンボール内(……あなた、結構バカでしょ)
スネーク・ダンボール内(黙っていてくれ……)グイ
紅莉栖(……)ムー!
岡部「ん? どこからか、助手の声がしなかったか?」?
ダル「え? 聞こえなかったけど。それよりこれ、牧瀬氏の荷物?」
岡部「気のせいか……」
ダル「オカリンオカリン、コーラの在庫が切れている件について」ガチャ
-
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:13:42.22 ID:JyyfUB7E0
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ラブダンボールwwwwwwww
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20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:17:18.63 ID:yPtN8tBP0
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スネーク・ダンボール(どうやらやり過ごせたようだ……ドラム缶と悩んだが、やはりダンボールだったな)
紅莉栖(何で気づかないの!?)ムームー!
岡部「ドクペはやらんぞ」
ダル「飲まないって……」
岡部「ふむ……助手は買い物か?」キョロキョロ
ダル「仕方ない、暑いけどコンビニいくお……」
岡部「む、ならば俺も同行しよう」
ダル「過保護だなぁオカリンは、そんなに牧瀬氏が心配?」
岡部「ばっ! 誰もそんなことは言っていないだろう!?」
ダル「はいはい」ガチャ
岡部「おい! 待てダル!」タッ
カンカンカン
牧瀬(oh...)
スネーク「ふぅ……どうやら行ったようだな。オタコン」
オタコン『ああ、二人にはMk-2をつけておくよ』
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22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:28:52.65 ID:yPtN8tBP0
-
スネーク「で……タイムマシンはどこだ?」
紅莉栖「……貴方、何者なの?」
スネーク「見ての通り、科学者だ」
紅莉栖「顔と、体格があってない……それ、特殊メイク?」
スネーク「フェイスカムだ」
紅莉栖「貴方が何にしろ、タイムマシンは……壊させない……」
スネーク「なら家ごと吹き飛ばすことになる」
紅莉栖「そんなこと、あたなに出来るのかしら……ダンボールに隠れるような人が……」
スネーク「むぅ……」
紅莉栖「スーパーまで行ったとしても、往復20分は掛からないわよ? 後何分あるかしら?」
スネーク「……そんなものが本当にあれば、戦争になるぞ」
紅莉栖「…………」
大佐『スネーク、もう良い。今回は撤収だ』
スネーク「……なぜだ? タイムマシンがあることは確かだ、この部屋にあるもの全てを吹き飛ばせば…」
大佐『……予定が変わったのだ。タイムマシンは回収しなければならない』
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24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:35:55.60 ID:JyyfUB7E0
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さすがクリスティーナさん、バレバレでござる
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25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:37:20.86 ID:yPtN8tBP0
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スネーク「回収!? 回収だと!?」
大佐『大声を出すなスネーク』
スネーク「回収して、そしてどうする?」
大佐『スネーク、らしくないぞ。冷静になれ。それを考えるのは君でも私でもない』
スネーク「……」
紅莉栖(独り言……? 無線……?)
大佐『彼女は機内に収容する、合流地点で待っているぞ』プツンッ
スネーク「……悪いが、また眠っていてくれ」キュ
紅莉栖「」クテッ
スネーク「オタコン!」
オタコン『ああ、ラボの前にタクシーを呼んでおいたよ』
スネーク「よし、意識不明の急病人を運ぶとしよう」グイッ
カンカンカン
岡部&ダル「!」トゥルン!
スネーク「」
-
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:40:31.13 ID:/sjgT/C9O
-
面白そうだ。
支援
-
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:49:13.32 ID:yPtN8tBP0
-
>>26
そうは言うがな大佐……
正直行き当たりばったり過ぎて続きが思いつかない
後は誰かに任せた
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33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 13:06:07.89 ID:/sjgT/C9O
-
>>28頑張れ。割とマジで。
面白い展開のSS読んでる時いつもは色々と次の展開妄想するが原作知らんから今回は無理なんだ。
ていうか文章力無いからどっちにしろSS無理ゲー
-
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:45:06.56 ID:yPtN8tBP0
-
岡部「助手っ!? き、貴様っ……助手に何を……!」
スネーク「……」ポイッ
ダル「ちょっ! 牧瀬氏が飛んできた件! って……お、重いおっ!」ググッ
スネーク「……」パシッ
岡部「あいたっ」
スネーク「ラボの責任者、岡部倫太郎だな?」グッ
岡部「いたたたたた! そ、そうだ……我こそが、狂気のマッドサイエンティ……腕が痛い! ヘルプ!」
スネーク「よし、お前が来い……運転手、車を出せ」チャ
ドライバー「ど、どちらまで…………?」
スネーク「とりあえず出せ! 早く!」バンッ
ブルルルル
ダル「ちょ……オカリンが誘拐された件について……」
紅莉栖「」グッタリ
ダル「牧瀬氏……死んでるわけじゃないよね? あ、息してるか……」
ダル「……なんぞこれwwwww」
-
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 12:53:30.29 ID:JyyfUB7E0
-
>お、重いおっ!
死んだな、ダル
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34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 13:07:24.26 ID:yPtN8tBP0
-
OK,ちょっとレーション食ってくる
残ってたら頑張る
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39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 13:32:13.06 ID:guWOorx/O
-
続きはよ…
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40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 13:39:26.77 ID:yPtN8tBP0
-
― ラボ内 ―
ダル「牧瀬氏、牧瀬氏!」ポンポン
紅莉栖「んっ……あれ? 私……」
ダル「ふぅ……もう少しで理性が崩壊するところだったんだぜ……」
紅莉栖「このHENTAI! って……ん? メガネでオタクっぽいムキムキの外人は……?」
ダル「何か、オカリンを浚っていったけど……」
紅莉栖「ちょっ!? な、何で可愛い私じゃなくて、あんなボロボロのおっさん連れていったのよ!」
ダル「ちょwwwおちけつwwww 突っ込むとこはそこじゃないだろJK」
紅莉栖「け、警察には連絡したの!?」
ダル「ごめん、まだ。ダルにゃん的に、牧瀬氏がグッタリしててそれどころじゃなかったし」
紅莉栖「そ、そう……ごめんね、心配かけて」
ダル「惚れんなよ?」キリッ
紅莉栖「誰が惚れるかっ!」
プルルルル
紅莉栖「ん? 岡部から電話……?」
-
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 13:46:14.49 ID:yPtN8tBP0
-
― 東京上空 某輸送機内 ―
岡部「すみません……全てお話しますので、命だけは勘弁してください……」ブルブル
スネーク「……まだ何も言っていないが」
オタコン「君がタイムマシンの開発者? 写真では老けて見えたけど、話してみると随分若いね」
岡部「ええ、まあ……」
オタコン「コーヒー飲むかい?」コトッ
スネーク「おい、オタコン……」
オタコン「スネーク……彼は一般人なんだよ。これくらい良いじゃないか」
スネーク「hmm...」
岡部「あ、ありがとうございます」ジー
オタコン「大丈夫、何も入っていないよ。僕のと交換するかい?」スッ
岡部「い、いえ……」チビッ
スネーク「で、あのラボにタイムマシンがあるんだな?」
岡部「……一つ、一つだけお願いが。命だけは…」
スネーク「ああ、別にあんたを殺しはしない」
-
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 13:50:42.64 ID:JyyfUB7E0
-
オカリン、大学一年には見えないよね・・・
-
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 13:53:52.95 ID:yPtN8tBP0
-
岡部「ち、違うんだ。俺は……俺は、どうなったって……」ブルブル
スネーク「?」
岡部「他の、他のラボメンには、手を……手を、出すな」ガクガク
スネーク「震えながら凄まれてもな……」
岡部「……出さないでください」
スネーク「ああ……まあ、彼女は気を失っていただけだ、今頃起きているだろう」
岡部「」ホッ
スネーク「見た目よりタフらしい」
岡部「紅莉栖が……ですか」
スネーク「いや、あんたがだ」ポンポン
岡部「…………タイムマシンはまだ、完成していないですよ」
スネーク「何だと?」
岡部「ククク……我が助手が作業を続けていれば、今頃は完成していただろうがな……」
オタコン「メールを過去に飛ばせるんだろう? まだ改良中だったのかい?」
岡部「……あ、はい」
-
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:00:24.46 ID:D6apGqOW0
-
____
/ ./ /| こちらスネーク
_| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ VIPへの潜入に成功した
/ |____.|/ /
 ̄ ̄~ |し |  ̄ ̄
し⌒ J
____
/ ./ /| こちらスネーク
_| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 指示を頼む
/ |____.|/ /
 ̄ ̄~  ̄ ̄
(~)
γ´⌒`ヽ
{i:i:i:i:i:i:i:i:}
( ´・ω・` )
(:::::::::::::)_
/ し─J /| 大佐!動けない!
_| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 指示をくれ、大佐!
/ |____.|/ /
 ̄ ̄~  ̄ ̄
-
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:02:14.72 ID:yPtN8tBP0
-
スネーク「で、そいつが完成するとどうなる?」
岡部「ちなみに、タイムマシンではなく、電話レンジ(仮)という正式名称が」
オタコン「かっこかりなのに、正式名称なのかい?」
岡部「ほう……貴様は中々見所があるようだな!」
スネーク「オタコン話が逸れる……。それに、こいつは二重人格か何かか?」
オタコン「厨二秒って奴じゃないかな。日本のコメディアンが作った言葉だけど」
スネーク「……その話はまた後で聞こう。で、岡部」
岡部「はぁ……ええとですね……」
カクカク シカジカ
オタコン「……凄いね。SERNって、あのSERNかい?」
岡部「いかにも」
スネーク(また態度がでかくなったな……)ハァ
オタコン「ダルという人に是非会ってみたいところだ」
岡部「ところで……本当にあんたたちは、戦争の回避を目的にしてるだけなんだな?」
スネーク「少なくとも俺はそうだ。上はどうだかな……」
-
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:05:31.39 ID:8zHxJzlL0
-
このムーの声が当る手を想像して興奮してんのは俺だけでいい。
-
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:09:24.33 ID:yPtN8tBP0
-
大佐『スネーク』
スネーク「話は聞いていただろう? タイムマシンは完成していない」
大佐『……すぐに、岡部倫太郎から指示を出させるんだ。タイムマシンを完成させるように』
スネーク「…………」
大佐『私も……好きで君にこんなことを言っているわけではないのだ……』
スネーク「……また『姪っ子が人質に』なんて言うんじゃないだろうな?」
大佐『……妻だ』
スネーク「……」ハァ
スネーク「完成させ、それを回収すればいいんだな?」
大佐『ありがとう、スネーク。やってくれるか』
スネーク「……再婚してたのか?」
大佐『む……まあ、色々あってな』
スネーク「全く……」
岡部「……牧瀬に電話をすればいいのか?」
スネーク「ああ」
-
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:14:52.46 ID:yPtN8tBP0
-
― ラボ ―
紅莉栖「もしもし……? 岡部っ!? ぶ、無事なの!?」
岡部『岡部ではない! 俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院――――』
紅莉栖「あっそ、じゃあ切るわね」プツッ
プルルルル
紅莉栖「はろー」
岡部『もしもし? 岡部です。ちょっとお話を聞いて頂けませんでしょうか……』
紅莉栖「……ホントに無事なの?」
岡部『ああ、どうやらタイムマシンを奪う気らしいが……悪い人間ではなさそうだ』
紅莉栖「まあ……ダンボールに隠れるような人だしね……ちょっと分かるけど……」
紅莉栖「私は二度も気絶させられたわけだが」
岡部『そ、そうか……災難だったな』
紅莉栖「で、何なの? タイムマシンを持って来いって? ていうか全部喋ったの?」
岡部『いや……まあ……』
紅莉栖「はぁ……」
-
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:18:42.90 ID:yPtN8tBP0
-
岡部『助手よ』
紅莉栖「だから、助手じゃないっていっとろーが」
岡部『紅莉栖よ』
紅莉栖「だから……な、なんて?」ドキドキ
岡部『二度は言わん。紅莉栖よ、電話レンジ(仮)を完成させるのだ。今すぐナウ』
紅莉栖「あんた……脅されてるんじゃないの? それ……」
岡部『……なきにしもあらずというか、仕方あるまい』
紅莉栖「それで良いの? あんたは、それで良い訳?」
岡部『ラボメンを守るのが、俺の役目だ……最も、相手が約束を守るとは限らんが……』
紅莉栖「岡部…………良いわ、完成させたげる」キュン
岡部『頼む』
ツーツー
-
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:23:32.95 ID:yPtN8tBP0
-
― 某機内 ―
岡部「これで良いか……?」
スネーク「ああ、ラボまで送ろう。オタコン……」
オタコン「ちょっと待ってくれスネーク。これ、こいつを見てくれ」
スネーク「どうした?」
オタコン「首都圏の交通機能が麻痺してる」
スネーク「線路だらけだな、東京は」
オタコン「おかしいよ……、こんなこと、普通はありえない。特に、アキバは陸の孤島みたいになってる」
スネーク「……俺たち以外にも、動いたか?」
オタコン「そうかもね……もし、彼の話が本当だとするなら……」
スネーク「俺も行こう、もう少し高度を下げられるか?」
オタコン「ああ」
スネーク「岡部、飛ぶぞ」
岡部「は?」
-
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:35:31.35 ID:yPtN8tBP0
-
― 東京上空 ―
岡部「ぬぉおおおおおおおお!!」
スネーク「口を閉じろ! 舌を噛むぞっ!」
― ラボ周辺 ―
スネーク「見ろ、人気が全く無い」
岡部「た、確かに不気味だ……」
スネーク「先に行っていろ、俺は他に用事をすませる」
岡部「ど……どういうことだ……?」
スネーク「良いからラボまで走れ」
岡部「くそっ! 走るのは、苦手なんだっ!」ダッ
カンカンカン ガチャ
岡部「紅莉栖! ダル! 無事か!?」
紅莉栖「ちょ、何よ帰ってきて早々……あんたこそ、大丈夫だったの?」
ダル「オカリン大丈夫? 顔色ヤバイお」
岡部「あいつら以外にも、タイムマシンを狙っている奴らが居て…………あ、れ……? まゆりは……?」
-
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:45:08.32 ID:yPtN8tBP0
-
紅莉栖「まゆりちゃん? 何だか、コミケの衣装のことで友達と会うとか……」
ダル「なんなん? ちゃんと説明しろし、オカリン」
岡部「我々は現在、機関に狙われているのだ……割とマジで」
ダル「妄想乙……とは言えないか、さっきの人がらみなん?」
岡部「ああ……とにかく、ここから出てどこか遠くへ……」
岡部(アキバは陸の孤島……)
紅莉栖「岡部?」
岡部「と、とにかく、俺はまゆりを探しに……!」
ガチャ
スネーク「待たせたな」
まゆり「トゥットゥルー♪ 何だか変な人に誘拐されてきたのです」
スネーク「……」
岡部「スネーク! 信じていたぞ!」ガシッ
スネーク「あ、ああ……」
紅莉栖&ダル(誰……?)
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59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:51:18.18 ID:1zIkHA9r0
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いいコラボ支援
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60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:53:10.17 ID:yPtN8tBP0
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スネーク「タイムマシンは?」
紅莉栖「え? 出来てるけど……」
スネーク「よし、それを持ってここを出るぞ。全員ついて……」
ブロロロロ
岡部「何だ? こんな時間に……」
スネーク「全員、窓から離れろ」グイッ
岡部「おおっ、急に引っ張らないでくれ……」
スネーク「オタコン……」
オタコン『バンから出てきた、1…2…6人。全員SMGを持ってる』
スネーク「お前たちは伏せていろ」
岡部「じゅ、銃撃戦になるのか?」
スネーク「ああ」チャ
岡部「おい、スネーク……どう見ても、ただのハンドガンなんだが……それだけか?」
スネーク「大丈夫、無限バンダナだ」
紅莉栖&ダル(だから誰だよこのおっさん……)
-
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:54:53.87 ID:DiXr2q860
-
この組み合わせは楽しいな
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62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 14:59:24.23 ID:yPtN8tBP0
-
バンッ
ラウンダーサブリーダー「全員その場をうご……あ?」
スネーク「」コキッ
ラウンダー「なっ……こいつ!? どこから……」
スネーク「」キュ
ラウンダー「くそっ!」パパパ
スネーク「」パンパン
ラウンダーさん達「」シーン
岡部「……助かった、のか?」
オタコン『まだまだ来るよスネーク! バンが三台止まった!』
スネーク「まだ来るぞ! 全員伏せていろ!」
紅莉栖「まゆりっ!」
スネーク「!?」
岡部「ま……ゆ……り……?」
ダル「あばばば」
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65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 15:05:16.62 ID:yPtN8tBP0
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岡部「まゆり……ど、どうしてこんな……」
スネーク「…………」
紅莉栖「まゆりっ! まゆりっ!」
ダル「……」
岡部「あぁああああああっ!!」
スネーク「……岡部!」ガンッ
岡部「がっ……! な、何を……!?」
スネーク「動くんだろう……?」クイッ
岡部「電話……レンジ……」
スネーク「……行け!」
紅莉栖「お、岡部っ!? だ、ダメよっ! まだテストもしてないのに……!」
岡部「飛べよぉおおおおおおおおお!」
鈴羽(あれ? 出番は……?)
――――――
――――
――
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67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 15:06:21.57 ID:H4pTtb350
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バイト戦士の扱いwww
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68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 15:07:42.96 ID:vGHmmgSL0
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まゆりが覚醒したのかと思った
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70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 15:13:44.13 ID:yPtN8tBP0
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― 某日 秋葉原 ―
スネーク「日本は平和だな……」
オタコン「そうだね、これだけ治安の良い国も少ない」
スネーク「たまには、観光というのも良いもんだ」
オタコン「まさかスネークとこうして、アキバを歩くことになるとは思いもしなかったよ」
スネーク「俺もだ。しかし、タバコをどこで吸えばいいんだ?」
オタコン「いい加減、もうやめたらどうだい?」
スネーク「そう言うな……おい、あんた。この辺りに喫煙所は無いか?」
岡部「」
スネーク「ん? どうした、日本語が変か? 喫煙所の場所を教えてくれ」
岡部「スネーク……」
スネーク「!」
岡部「……ありがとう」
スネーク「………………?」
オタコン「メイクイーンにゃん×2の場所も聞いてくれないかな? スネーク」 完
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73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 15:17:16.92 ID:guWOorx/O
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え?
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76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 15:34:23.25 ID:yPtN8tBP0
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スネークはリーディングシュタイナー持ってないじゃない
世界戦がシュタインズゲードに以降して、未来が変わったんだよ。というオチ
投げてないよ、予定通りだよ
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79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 15:47:13.08 ID:jB6A5mRAi
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岡部視点がないからそういうことか
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85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:09:59.96 ID:yPtN8tBP0
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― メイクーン ―
岡部「ここだ」
スネーク「これがメイドカフェか」
オタコン「思い出した、ここだよここ。ありがとうそこの彼」
スネーク「こいつが君に感謝しているぞ」
岡部「あ、ああ……その、俺も同席して構わないか?」
スネーク「ああ、現地のガイドが丁度ほしいと思っていたところだ。剥きだしですまないが」スッ
岡部「いや、金は良い。少し、頼みを聞いて欲しい……」
スネーク「……いいだろう、中で話せるか?」
岡部「ああ」
オタコン「スネーク! 早く行こうよ!」
スネーク「オフなんだ、デイヴにしてくれオタコン」
オタコン「分かったよデイヴ」
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86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:13:07.77 ID:4PivoVGx0
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!
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89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:13:57.39 ID:yPtN8tBP0
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― 店内 ―
スネーク「それで、話って?」
岡部「彼は良いのか?」
スネーク「ああ、何でもここは五回目らしい。久しぶりで場所を覚えてなかったようだが」
オタコン「フェイリスたん!」
フェイリス「きゃー! お久しぶりだにゃん、オタコンお兄ちゃん!」
スネーク「彼女、英語が話せるんだな」
岡部「俺も初耳だが……」
スネーク「で、話っていうのは?」
岡部「俺のことを、覚えていないか……?」
スネーク「? そういえば、あんたは俺のことを知っているようだったな」
岡部「ああ、俺は……岡部倫太郎だ」
スネーク「……すまないが、覚えていないな。どこで会った?」
岡部「ここだ、日本でだ」
スネーク「おいおい……俺は日本には初めてきたんだぞ?」
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91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:20:17.10 ID:yPtN8tBP0
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岡部「そ、そうか…………」シュン
まゆり「トゥットゥルー♪ オカリン、オカリン、その人は?」
岡部「ああ、ちょっとした知り合いでな」
スネーク「……」
岡部「スネーク、コーヒーで良いか?」
スネーク「ああ」
フェイリス「凶真ー! 来てるなら声を掛けてくれなきゃダメにゃん!」
岡部「フゥーハハハハ! 俺が来たことに気づけないとは、お前もたるんでいるようだな! フェイリス!」
スネーク「!」ガタッ
岡部「……ど、どうしたスネーク?」
スネーク「いや、デジャヴを感じてな……」
岡部「……! この、狂気のマッドサイエンティストに、見覚えがあるようだな?」
スネーク「…………鳳凰院……凶真?」
岡部「そうだ! 我こそが世界の支配構造を破壊するもの! 鳳凰院凶真だ!」
スネーク「……これは、どういうことだ?」
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93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:25:41.42 ID:yPtN8tBP0
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岡部「思い出してくれたか……?」
フェイリス「この私が、ついていけないにゃんて……!」ギリッ
スネーク「コーヒーを頼む」
フェイリス「はいにゃん♪」クルッ
岡部「スネーク……どこまで思い出した?」
スネーク「曖昧な記憶だが、確かに俺はお前と会っているようだな」
岡部「そうだ。思い出してくれ、頼む!」
スネーク「……襲撃があり、まゆりが倒れ、お前は過去に飛んだ」
岡部「そうだ!」
スネーク「そして、パラドックスが起きて未来が変わった?」
岡部「まあ、そのようなものだ。正確には、世界線が移動したのだ」
スネーク「頭が痛いな……。それで、俺に頼みたいこととは? タイムマシンはまだあるのか?」
岡部「ああ、順を追って説明しよう……」
カクカク シカジカ
スネーク「なるほどな……」
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94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:29:57.49 ID:yPtN8tBP0
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スネーク「まゆりを助け、タイムマシンの存在しない世界へと移動したいと」
岡部「そうだ」
スネーク「そのためには、俺の協力が必要だと……未来のお前からメールが届いた?」
岡部「その通りだ。頼むスネーク、あんたに頼むしかないんだ」
スネーク「……一度は乗りかかった船だ。良いだろう」
オタコン「マユリ! 僕だよ! 覚えてないないかい!?」
まゆり「え、えっと……?」ニコッ
オタコン「KAWAII!」
岡部「……出ないか?」
スネーク「その方が良さそうだ。行くぞオタコン」
オタコン「えっ!? ど、どうしたんだよスネーク! まだオムライスに名前を書いて魔法を掛けてもらってない!」
スネーク「また後で来よう、用事が出来た」グイッ
オタコン「フェイリスたん! まゆしぃ!」ズルズル
ダル「……なんぞこれ?」
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95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:37:42.51 ID:yPtN8tBP0
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― ラジ館屋上 ―
スネーク「こちらスネーク、ラジオ会館の屋上へ侵入した。大佐、指示をくれ」
岡部「……何を一人でブツブツ言っているんだ?」
スネーク「いや、無線が恋しくてな……」
岡部「オペレーション・スクルドの概要は理解したか?」
スネーク「ああ、岡部をだませば良いのだろう? 大丈夫だ、俺に考えがある」
岡部「そうだ。俺はメタルうーぱーを回収する」
スネーク「俺はナカバチとやらを撃退し、紅莉栖を血祭りにあげれば良いというわけだ」
岡部「あ……ああ、まあ……そういうことだな」
オタコン「スネーク、タイムマシンの調整終わったよ」
鈴羽「驚いた……父さん以外に、これをメンテナンスできる人が居るなんて……」
オタコン「でも残念だな。結局世界線が移動してしまえば、今の記憶は無くなってしまうんだろう?」
岡部「いや……少なくとも、俺は皆のことを忘れはしない」
スネーク「…………彼女は?」
鈴羽「やあ、貴方がおじさんの言ってた英雄さん?」
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96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:43:15.72 ID:yPtN8tBP0
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スネーク「俺は英雄じゃないし、そうだったときも無い」
鈴羽「ふーん」
スネーク「……良い身体をしているな」
岡部「ちょ、スネーク何を言っているんだ!?」
オタコン「スネーク……」
スネーク「そういう意味じゃない……。鍛えられた良い身体をしている」
鈴羽「ありがとう。私も貴方みたいな戦士に会えて光栄だよ」スッ
スネーク「そうか」グッ
岡部「行くぞ……スネーク」
スネーク「ああ」
鈴羽「二人とも乗って」
オタコン「スネーク、これを」スッ
スネーク「持ってきていたのか……」
オタコン「備えあれば憂いなしだよ、スネーク」
スネーク「行って来る」
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100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:53:30.30 ID:yPtN8tBP0
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― タイムマスィーン内 ―
鈴羽「二人とも、大丈夫?」
岡部「吐きそうだ……」
スネーク「ああ……」
鈴羽「ごめんね、狭くて」
スネーク(性欲を持て余す)
鈴羽「どしたの? スネーク?」
スネーク「デイビットだ。デイヴで良い。どうせ忘れてしまうのだろうが……」
鈴羽「うん……でも、きっと覚えてるよ」
岡部「よく平気だな、スネーク……」
スネーク「弾丸のように飛ばされる潜水艦の中よりはマシだ」
岡部「……」
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101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 16:54:27.69 ID:yPtN8tBP0
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― 某日ラジ館 ―
スネーク「こちらスネーク。過去への潜入に成功した」
紅莉栖「」ブラブラ
スネーク「予定時刻通りだな……ここで、彼女は父親に刺されるのか」
スネーク「むごい話だ……」
紅莉栖「……何だか、妙に聞き覚えのある声がするのは気のせいかしら」
スネーク「……」
中鉢「――――」
紅莉栖「――――」
スネーク「始まったな……」スッ
中鉢「な、何だっ!? ナイフが……浮いて……?」
スネーク「」ヒュンヒュンヒュン
中鉢「ひぃいいいい! く、くるなっ! 何なんだ一体!」タタタタッ
スネーク「初代は殴っても首を絞めても、気づかれなかったんだがな……」カチッ
紅莉栖「なっ! ひ、人……? 何で急に人が……!」
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102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:00:17.26 ID:WoKAsFz7O
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ステルス迷彩か
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103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:01:39.17 ID:yPtN8tBP0
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スネーク「大丈夫だ、俺は怪しいものじゃない」カチャ
紅莉栖「あれ……あなた、どこかで……」
スネーク「悪いな、少し眠っていてくれ」パシッ
紅莉栖「ちょ……!?」
スネーク「」キュ
紅莉栖「この締め心地、思い出し――――!」クテッ
スネーク「……リーディングシュタイナーは未来の記憶も引き出せるのか?」ドサッ
紅莉栖「」チーン
スネーク「あとはこのツチノコを使って、血糊を撒けば完成だ」ザクッ
ブシャアアアアアアア
スネーク「……少し多すぎたか?」
プルル プルル
スネーク「!」ピッ
パラメディック『スネーク! まさかツチノコを食べたの――!?』プチッ
スネーク「……? 混戦してるらしい……メイリンに声がよく似ていたが……」
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105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:07:32.84 ID:yPtN8tBP0
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岡部「……スネーク!」
スネーク「岡部、こっちは終わったぞ。現場を見てみろ、なかなかエグいことになっている」
岡部「もう前に見たから良い! それより俺が来る!」
スネーク「俺が来る? 随分哲学的なことを言うんだな、自分はどこへも行きやしない。いつも共にある」
岡部「そういうことじゃない! 過去の俺が来る! 見つかったら大変なことになるぞ!」
スネーク「これを使え」スッ
岡部「何だ、このちょっとステキな機械は」
スネーク「ステルス迷彩だ、こう使う」カチッ
岡部「おお! こ、こんなものが!」カチッ
スネーク(来たぞ、喋らなければ大丈夫だ)ヒソヒソ
岡部(ああ……)ヒソヒソ
過去岡部「な……な…………なんじゃこりゃあああああああああ!! メディーック! メディーック!」
――――――
――――
――
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106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:10:57.79 ID:yPtN8tBP0
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― 某日 秋葉原 ―
スネーク「日本は平和だな……」
オタコン「そうだね、これだけ治安の良い国も少ない」
スネーク「たまには、観光というのも良いもんだ」
オタコン「まさかスネークとこうして、アキバを歩くことになるとは思いもしなかったよ」
スネーク「俺もだ。しかし、タバコをどこで吸えばいいんだ?」
オタコン「いい加減、もうやめたらどうだい?」
スネーク「そう言うな……おい、あんた。この辺りに喫煙所は無いか?」
岡部「」
スネーク「ん? どうした、日本語が変か? 喫煙所の場所を教えてくれ」
岡部「スネーク……」
スネーク「!」
岡部「……ありがとう」
スネーク「なに、俺も中々楽しかった。紅莉栖によろしく言っておいてくれ、首を何度も絞めてすまなかったと」
岡部「!」トゥルン! 完
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108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:19:08.57 ID:yPtN8tBP0
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― おまけ ―
「はい、岡部倫太郎は最後まで気づきませんでしたね」
「ええ」
「はい……。勿論です」
「薄々は気づいているようですが……」
「問題ありません、本当に重視すべきは牧瀬紅莉栖です」
「どうでしょう……彼は、岡部よりだと思いますが……」
「はい。リーディングシュタイナーを持っているのは、自分だけだと……」
「ええ」
「ありがとうございます」
「大統領」
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107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:13:39.53 ID:ODJXVimw0
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乙
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111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:48:20.48 ID:1zIkHA9r0
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すっきりした
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113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:54:31.42 ID:JyyfUB7E0
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乙
紅莉栖かわいそす
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110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/29(水) 17:43:30.83 ID:uy7GLIgZ0
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なかなか面白かったよ
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