1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:36:03.63 ID:4ddJq+leO
波平「そういえば今日も悪い点数だったそうだな、カツオ」
カツオ「それがなに?」
波平「なにだと!?」
カツオ「僕は気付いたんだ・・・花沢さんのおかげでね」
波平「ま、まさか・・・」
カツオ「これからは呪われた一族“グランディエル”の末裔として生きる」
波平「(こんなにも早く自分の正体に気付いてしまうとは・・・)」
カツオ「じゃあね」シュン
ワカメ「お兄ちゃんが・・・消えた・・・?」
サザエ「どういうことなの父さん!?」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:36:32.03 ID:tQ99NHBU0
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:36:55.36 ID:2f4fWpKC0
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:41:33.59 ID:4ddJq+leO
ワカメ「裏武闘会?」
波平「秘密離に行われる能力者達の戦いだよ」
波平「ある日、その大会でワシと戦う予定だったはずのあるライバルが、戦闘直前で『この子を頼んだ』という言葉と、赤ちゃんだけを残して消えていった」
波平「その後、そのライバルは死体で発見されたらしい」
サザエ「その赤ちゃんっていうのが・・・」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:45:25.62 ID:2uI3MJHt0
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:45:26.06 ID:4ddJq+leO
波平「それからワシはその男がなぜ消されたのかを調べた」
波平「そしてある事実が分かったのだ」
波平「その男は“グランディエル”一族のカツオを除いた最後の男で、子孫を残したくて誰かは分からんが産んでもらってワシに預けたんだ」
マスオ「その産んだ人は・・・」
波平「恐らく消されただろう」
ワカメ「でもどうして“グランディエル”一族は呪われた一族って言われて消されるの?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:48:34.51 ID:4ddJq+leO
波平「“グランディエル”一族はとても強大な力と、本来一つしか持てない能力を複数持つ能力を持っておって、かつて地球を滅ぼそうとしたこともあるんだよ」
サザエ「だから血が途絶えるように消そうとしているのね」
波平「しかしワシの知る限りではそのライバルはとても優しい男だった」
波平「恐らく本人達を知ろうとせずに“グランディエル”一族は危険だと思っておるのだろう」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:51:36.55 ID:4ddJq+leO
サザエ「全くよ!」
サザエ「ところで、どうして花沢さんはカツオに真実を伝えたのかしら?」
波平「ふむ・・・恐らく、“グランディエル”一族の強大な力を利用する“エルリバ”というグループの仕業だろう」
波平「“エルリバ”は地球の支配を目論むグループで、今では某国を裏で支配できるほど成長しているという噂もある」
ワカメ「花沢さんは“エルリバ”グループの一員だったのね」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:53:27.84 ID:uhiUd8DR0
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:55:08.79 ID:4ddJq+leO
サザエ「血が繋がってないからって私達は兄弟よ!
それに地球を支配だなんて許せないわ!」
タラ「僕もやるでーす!」
マスオ「そうですね!」
ワカメ「私達はお兄ちゃんを救うために戦うわ!」
フネ「待ちなさい」
「!?」
フネ「さっきも言ったとおり“エルリバ”は強力なグループだよ
それに“グランディエル”一族を狙う輩もいる」
フネ「まずはあなたたちの能力を成長させることが必要だね」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:56:39.35 ID:J4tVsVqi0
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:58:11.29 ID:4ddJq+leO
フネ「まだあなたたちの能力は未完全だからね」
フネ「完全な状態にしなければとても立ち向かえないはずだよ」
ワカメ「そんな・・・
こうしている間にもお兄ちゃんは・・・」
フネ「私とお父さんで“エルリバ”に対抗できるほどの力が持てるような稽古をつけてあげるから、今は我慢しなさい」
マスオ「しょうがないよワカメちゃん
助けにいって僕らが死んだら意味ないからね」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 20:59:27.39 ID:1iX0cFhRO
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:00:14.65 ID:2Rw/rwef0
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:00:23.12 ID:mcZzdKy9P
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:01:44.78 ID:SkyYCLQx0
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:01:56.89 ID:ZsRExQ1S0
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:02:04.08 ID:QnSwiZt0O
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:02:18.98 ID:4ddJq+leO
フネ「とりあえずこんなところだろうね」
フネ「(タラちゃんだけは未完成だけど・・・この力は私の手には負えない
実戦で身につけてもらうしかないね)」
波平「決戦は明日の朝だ
明日のために今日はたっぷり休んでおこう」
「はい!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:02:42.74 ID:C1cbG/kY0
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:03:14.93 ID:Obc6+sHt0
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:07:34.91 ID:4ddJq+leO
波平「準備はいいか?」
「うん!」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:09:53.09 ID:4ddJq+leO
ワカメ「うん!」
ワカメ:情報処理(インフォメーションプロセッシング) 様々な情報をある程度手に入れることができる
ワカメ「見えた!お兄ちゃんは花沢不動産にいる!」
波平「行くぞ!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:12:48.89 ID:4ddJq+leO
ガラガラ
マスオ「誰もいないね」
波平「恐らく向こうの能力者がワシらが来ることを感知していたのだろう」
波平「つまり、この後精鋭が待ち構えているはずだ」
サザエ「気を引き締めないと」
ワカメ「ここに地下に続く階段があるわよー!」
サザエ「それじゃあ早速入るわね」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:14:20.58 ID:4ddJq+leO
マスオ「随分広いんだね」
サザエ「花沢不動産の地下にこんなところがあったなんて・・・」
ワカメ「!!
敵が来るわ!」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:19:24.43 ID:4ddJq+leO
マスオ「アナゴくん!」
ワカメ「みんな気をつけて!
アナゴさんは未来予知の力を持ってるわ!」
アナゴ:未来予知(フューチャーヴィジョン) 未来に起こる出来事が過去のように想像できる
アナゴ「その通りだよワカメちゃん」
アナゴ「情報を扱う能力という意味では似てるねえ」
マスオ「アナゴくん・・・どうして」
アナゴ「もう家内に尻に敷かれる生活が嫌なんだよ
そんな生活を変えたくてねえ・・・」
マスオ「そんなことでこんなグループに・・・」
マスオ「このグループがなにをしているのか分かっているのかい!?」
アナゴ「もちろんだよ
カツオく●には犠牲になってもらわないとねえ」
マスオ「許せない!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:22:16.31 ID:4ddJq+leO
マスオ「僕の同僚は僕が片付けます」
サザエ「マスオさん・・・」
アナゴ「実に筋書き通りだよフグ田くん」
アナゴ「行くよ!」ビュン
マスオ「(速い!)」
アナゴ「避けようとしても無駄だよ!」ドガッ
マスオ「ぐっ・・・」
アナゴ「避ける方向が分かる僕の攻撃は避けられない」
アナゴ「僕の勝ちだよ、フグ田くん」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:24:40.03 ID:4ddJq+leO
アナゴ「まだ強気でいられるのかい?なら僕のこのパンチをくらうがいい!
ぶるああああ!」
マスオ「」ヒョイッ
アナゴ「!?
馬鹿な!そっちに避けるなんて僕のヴィジョンには・・・」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:31:35.87 ID:4ddJq+leO
マスオ「どりゃあ!」ドガン
アナゴ「ぐはっ!」
マスオ「君は能力に頼って身体能力を上げなかったのかい?」
アナゴ「」
マスオ「もう伸びてるなんて弱すぎるよアナゴくん」
サザエ「やったわね!」
波平「よくやったぞマスオくん」
マスオ「ありがとうございます」
マスオ「最後に僕の能力を教えるよ、アナゴくん」
マスオ「僕の能力は記憶操作」
マスオ「君の能力は所詮脳に支配されてるから僕の能力とは相性が悪かったね」
マスオ:記憶操作(メモリーオペレーション) 他人の記憶を操作できる
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:34:22.45 ID:4ddJq+leO
波平「束の間の休息というものだ」
フネ「できれば、このままカツオのところにたどり着ければいいんですけどね」
ワカメ「・・・来るわ」
「!」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:37:52.74 ID:4ddJq+leO
イササカ「皆さんが侵入者だったんですか」
波平「これはこれはイササカ先生、どうも」
イササカ「さて、ご挨拶を済ませたところで」
オカル「侵入者は排除するわよ!」
サザエ「よし、ここは私が!」
波平「ダメだ」
サザエ「なんでよ?」
波平「イササカ先生とオカルさんは裏武闘会でも相当の実力者だった
恐らくワシらでなければ対抗できん」
ワカメ「お父さんの言う通りだわ・・・」
フネ「私達のことはいいから、早く行きなさい」
タラ「はーいです」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:39:53.10 ID:4ddJq+leO
フネ「いいのかい?追いかけなくて」
オカル「あなたたちでも適わない相手が待っているから問題ないわ」
イササカ「さて、始めましょうか」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:40:45.16 ID:ks1C9vvW0
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:41:57.72 ID:VdPOIUNp0
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:43:15.22 ID:4ddJq+leO
ワカメ「・・・」
サザエ「ワカメ?」
マスオ「あ、あれは!」
花沢「よくここまで来たわね」
サザエ「三人しかいなかったからよ」
花沢「急だったから三人しか呼べなかったのよ!」
花沢「ともかく、磯野くんはこのドアの向こうにいるわ」
花沢「ただし、入るのはあたしを倒してからね!」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:47:51.89 ID:4ddJq+leO
マスオ「(記憶操作!)」
花沢「甘いわ!」
マスオ「!?」
花沢「あたしの能力は能力把握
あたしへの能力は全て無効なのよ!」
花沢:能力把握(アビリティグレースプ) 相手の能力を把握し、自分に対する能力を無効にできる
マスオ「伊達に義父さんと義母さんに鍛えてもらったわけじゃないんだ!
能力がダメなら力で・・・」ブォン
マスオ「消えた!?」
花沢「遅いわ!」ドガッ
マスオ「ぐはっ!」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:51:15.02 ID:4ddJq+leO
タラ「許せないです・・・!」
サザエ「タラちゃん・・・!」
――――――――――
フネ『いいかい?タラちゃんはとてつもない光のパワーを持っている
パワーを発動しそうなときはあなたの能力で沈めなさい、サザエ』
――――――――――
サザエ「今こそ私の能力を使うわ!」
花沢「無駄だと言ったのが分かんないのかしら!?」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:51:29.45 ID:hiZntFW60
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:53:14.37 ID:BKdtuIbD0
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:54:28.71 ID:k6qytmni0
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:55:23.20 ID:4ddJq+leO
花沢「!?」
サザエ「いくわよ!タラちゃん!教えた通りに!」
タラ「はいです」
サザエ「はぁああああ!」
サザエ「(よし、送る準備は整ったわ!)」
サザエ「叫んでパワーを解法して!タラちゃん!」
タラ「わかったです」
タラ「光のパワーを受けとれですぅ!!」
サザエ「(何てでかいパワーなの・・・?)」
サザエ「おりゃああああ!」
マスオ「!!」
マスオ「(これが・・・タラちゃんに秘められた力・・・)」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 21:58:59.53 ID:4ddJq+leO
サザエ「タラちゃんの光のパワーをマスオさんに送りこんでパワーアップさせたのよ!」
サザエ:活力移動(エネルギームーヴメント) 他人の力を別の他人に渡すことができる
花沢「ハッタリだわ」
花沢「私の身体能力に追いつくわけないわ!」ビュウウウン
花沢「オラー!」ヒョイッ
マスオ「どこに攻撃しているんだい?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:00:49.14 ID:Q4jpFxx90
66: 忍法帖【Lv=29,xxxPT】(1+0:15) :2012/10/16(火) 22:01:54.26 ID:ubUnujyo0
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:07:00.34 ID:4ddJq+leO
イササカ「圧倒的ですね、磯野さん」
波平「くっ・・・」
イササカ「さてそろそろ終わりに・・・」
波平「それはどうでしょうか?イササカ先生」
波平「はああああああ!」
イササカ「!」
波平「」ドン!
波平「これが私の能力です、イササカ先生」
イササカ「噂には聞いていたが・・・四階立てマンションぐらいあるとは・・・」
波平:身体巨大(ボディビッグ)
波平「さて、第二ラウンドと行きましょうか」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:07:47.33 ID:Sjci5R0A0
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:10:58.43 ID:4ddJq+leO
フネ「ちょうどここにゴミがありましたね」
オカル「!?
ゴミが一瞬でダイナマイトに・・・」
フネ「私の能力、物体変化」
フネ:物体変化(オブジェクトチェンジ) あらゆる物体をあらゆる物体へ変化させられる
フネ「ダイナマイトをくらいなさい」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:15:41.81 ID:4ddJq+leO
波平「随分余裕ですね、イササカ先生」
イササカ「では私も能力解法と行きましょうか」
イササカ「」ビリビリ
波平「これは・・・」
イササカ「空気電気」
イササカ:空気電気(エアーエレクトリシティ) 周りの空気を電気に変えることができる
イササカ「電気は物体ではないですから、磯野さんの奥さんにこの芸当はできないでしょう」
イササカ「行きますよ!」ビリビリ
波平「!」ビリビリビリビリ
イササカ「例え体が大きくても、電気には関係ありません」
波平「・・・」フラッ ドガーン
イササカ「縮んでいく・・・どうやら能力を保つほどの力もないようですね」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:18:57.09 ID:4ddJq+leO
オカル「こっちに集中しなさい、お舟ちゃん」
オカル「行きますよ!」
オカル「重力操作!」
オカル:重力操作(グラビディオペレーション) 周囲の重力を変化させる
オカル「これでダイナマイトは宙で爆発!」
オカル「お舟ちゃん、物体は重力には逆らえないものよ」
フネ「・・・」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:20:19.02 ID:4ddJq+leO
オカル「打つ手がないようね
つぶれなさい」
フネ「うわああああああああああ
・・・」
イササカ「こっちは片付いたよ」
オカル「私もちょうど」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:22:02.53 ID:0QzusMdh0
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:22:04.67 ID:anRVF6mH0
これは期待
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:24:12.88 ID:4ddJq+leO
カツオ:瞬間移動(テレポート)
カツオ「すごいねイササカ先生」
イササカ「そうでもないよ
さあカツオくんはお部屋に戻ろうか」
カツオ「断る」
カツオ「はあっ!」
イササカ「っ・・・」バタン
オカル「」バタン
カツオ「みんなの能力もらうよ」
カツオ:廃品回収(ジャンキーコレクション) 人から能力をコピーすることができる
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:25:47.92 ID:4ddJq+leO
花沢「また消え・・・」
マスオ「」ドガッ
花沢「ぐはっ・・・」
サザエ「すごい・・・」
サザエ「(タラちゃんにこんなパワーが・・・)」
花沢「っ・・・」
マスオ「もう動けないようだね
まだやるかい?」
花沢「もち・・・ろんよ・・・」
ヒュン
「もう花沢さんは休みなよ」
サザエ「その声・・・!」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:27:23.06 ID:4ddJq+leO
ワカメ「お兄ちゃん・・・」
カツオ「ここからは僕がやるよ」
花沢「磯野・・・くん・・・」
カツオ「廃品回収」
カツオ「花沢さんの能力コピー完了」
マスオ「帰ろうカツオくん、みんなが帰りを待ってるよ」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:28:15.38 ID:5H2DLixK0
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:30:01.97 ID:4ddJq+leO
サザエ「な、なに言ってるのよ」
ワカメ「お姉ちゃん!お兄ちゃんは操られてるのよ!」
サザエ「え!?」
ワカメ「何か強大な力がお兄ちゃんを抑えつけてる・・・なにかは分からないけど」
マスオ「なーに、タラちゃんの能力を借りた僕の敵じゃないさ」
マスオ「行くよ!」ヒュン
マスオ「たあっ!」ボスッ
マスオ「!?」
カツオ「身体巨大」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:33:17.52 ID:4ddJq+leO
体が大きくてダメージが通らないんだわ・・・!」
カツオ「空気電気」
マスオ「うわああああ!」
サザエ「あなた!」
カツオ「物体変化」
サザエ「今度は母さんの能力!」
サザエ「巨大な剣が出現したわ・・・まさか!」
カツオ「じゃあね、姉さん、ワカメ、タラちゃん」
ブォン
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:33:17.87 ID:PEti9iPT0
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:36:15.18 ID:/UOEULsH0
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:37:40.32 ID:4ddJq+leO
カツオ「弾かれた?」
中島「探したぞ磯野!」
三郎「間に合ったみたいだね」
サザエ「サブちゃん!中島くん!」
カツオ「中島、僕の邪魔をする気か?」
中島「当たり前だ!僕は磯野の親友だぞ!」
カツオ「・・・」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:39:44.39 ID:mcZzdKy9P
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:40:06.42 ID:nwJEZjWN0
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:41:20.74 ID:/bPk9QDk0
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:42:38.47 ID:4ddJq+leO
カツオ「どうしても邪魔するなら中島でも許さないぞ!」
カツオ「空気電気!」
中島「絶対反射!」
カツオ「くっ!」ヒュン
カツオ「(電気が反射した・・・?瞬間移動で避けなければ危なかった・・・)」
中島「僕の能力は絶対反射!」
中島:絶対反射(アブソリュートリフレクト) あらゆる攻撃を任意で反射できる
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:46:44.93 ID:dsB3cV5WO
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:46:52.68 ID:4ddJq+leO
ワカメ「今のうちにあの扉の向こうへ行って!お兄ちゃんを操ってる人がいるの!」
三郎「わかった、乗って!」
サザエ「よいしょっと
それにしてもサブちゃん、どうしてここが?」
三郎「僕の能力は二輪強化」
三郎:二輪強化(バイクリインフォース) 二輪の性能を格段に上げられる
三郎「これでカーナビをつけたんです」
サザエ「なるほど」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:50:24.56 ID:4ddJq+leO
タラ「光のパワーを受けとれですぅ!」
中島「!
この力は・・・」
サザエ「中島くんのパワーを強化したわ!それでカツオを止めて!」
中島「分かりました!」
サザエ「発射して!サブちゃん」
三郎「分かりました!」ブロロロ
カツオ「待て!」ヒュン
中島「行かせない!」ヒュン
カツオ「くっ!離してくれ!」
中島「絶対離さない!」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:52:00.19 ID:59pzkRk20
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:53:03.21 ID:4ddJq+leO
キキー
三郎「ここに操ってる人が・・・」
「よくたどり着きましたねえ」
「まさかここにたどり着くとは思わなかったわ」
サザエ「え・・・!」
サザエ「ノリスケさんにタイコさん・・・」
ノリスケ「僕たちが“エルリバ”のリーダーなんですよ」
サザエ「そんな・・・」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:54:00.61 ID:DNuoiZjm0
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 22:57:57.73 ID:4ddJq+leO
タイコ「見つかったものはしょうがないわね」
ワカメ「お兄ちゃんを操っているのはタイコさんだったのね」
タイコ「その通りよ」
サザエ「なんでこんなことを!」
タイコ「もう退屈な毎日をずっと続けるのは嫌だった
それだけよ」
サザエ「そんなことで・・・絶対に許せない!」
ノリスケ「僕がいくよ、タイコ」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:00:46.02 ID:mcZzdKy9P
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:02:45.80 ID:4ddJq+leO
サザエ「!・・・」バタン
三郎「」バタン
ワカメ「」バタン
タラ「」バタン
ノリスケ「僕の能力は超威圧感」
ノリスケ:超威圧感(ハイパーインティミデイティング) 圧倒的な威圧感を与えて気絶させる
ノリスケ「まあ、こんなもんだよ」
「うぅっ・・・」
ノリスケ「!?
まだ動けるやつが!?」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:05:21.45 ID:4ddJq+leO
ノリスケ「この声は・・・!」
タラ「はぁぁぁあああああああ!」
ノリスケ「な、なんだこの力は!?」
タラ「」ヒュン
ノリスケ「っ」ドガッ
ノリスケ「・・・」バタン
タイコ「あなた!」
タラ「」ヒュン
タイコ「っ」ドガン
タイコ「」バタン
タラ「みんなをいじめるのは許せないです」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:09:00.52 ID:4ddJq+leO
中島「磯野?」
カツオ「中島、一体僕は今まで何を・・・?」
中島「正気に戻ったんだね!磯野」
カツオ「え?」
ヒュン
中島「なんだ?」
「ハァイ」
カツオ「イk
ドガーン
中島「」
カツオ「」
「洗脳の解除と共に力を失ったお前に用はない」
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:11:57.65 ID:4ddJq+leO
タラ「イクラちゃん・・・」
イクラ「よう」
イクラ「お前、俺と一緒に世界を支配しないか?」
タラ「世界・・・ですか?」
イクラ「ああ
ただの日常を繰り返す今のつまらん人生から抜け出すんだよ」
タラ「お断りです」
イクラ「なに!?」
タラ「僕はみんなと笑いあえるただの日常が大好きです
変えようとは思わないです」
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:12:29.59 ID:oTqOIW9/0
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:13:10.46 ID:mcZzdKy9P
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:14:58.73 ID:3ruFLx6Z0
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:17:36.01 ID:4ddJq+leO
イクラ「このグループのトップである俺が直直に侵入者を排除してやるよ」
タラ「臨むところです」
イクラ「はぁぁぁあああああああ!」
タラ「すごい闇のパワーです・・・」
イクラ「くらいな!ダークネスビーム!」
タラ「そんな細いの当たらないですよ」
イクラ「そいつはどうかな?」
タラ「!
巨大化したです」
イクラ「追尾もできるんだぜ!」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:18:42.68 ID:4ddJq+leO
タラ「なら、ライトニングビームです!」
イクラ「相殺したか・・・!」
タラ「イクラちゃん・・・!」
イクラ「ん?」
タラ「僕はみんなが大好きです」
タラ「それを邪魔するなら誰だって許さないです!」
タラ「ライトニングバースト!です!」
イクラ「なら、ダークネスバースト!」
ドガアアアン
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:20:18.08 ID:4ddJq+leO
タラ「僕には家族の力を感じるです」
イクラ「家族・・・か・・・
身近すぎて忘れちまってたぜ・・・」バタン
・・・
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:21:18.51 ID:/qvCqrJp0
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:21:26.53 ID:ctaptYmY0
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:23:14.50 ID:4ddJq+leO
あれから、僕の光のパワーでみんなを回復して普通の日常に戻ったです
カツオ兄ちゃんは血は繋がってないけど、僕の家族です!
イクラちゃんたちは改心してまた磯野家の騒動に巻き込まれているです
でも、そんな毎日を今は楽しんでいるように見えるです
めでたしめでたしです!
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:24:33.71 ID:mcZzdKy9P
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:27:02.32 ID:UgdY3C4B0
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/16(火) 23:27:56.49 ID:+wfDo9EeO
面白かったよ
引用元:マスオ「ええ!?カツオくんは呪われた一族の末裔なのかい?!」
0 件のコメント:
コメントを投稿