俺と先輩の半年間について語らせてくれ
-
10:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 14:03:34.39 ID:fkAOxI0hO
-
スペック
俺:大学一年 フツメン? 女運が悪い
先輩:大学四年 白石美帆似なんで白石で
スペック足りなきゃ言ってくれ
-
11:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 14:12:35.70 ID:fkAOxI0hO
-
初めて白石さんと会ったのはサークルでの確定コンパだった
上の人から可愛がられるのが好きな俺は絡みが少ない四年のテーブルに移動していつも通り弄られていた
先輩1「俺君は彼女とかいないの?www」
俺「いやーいたら万万歳なんですけどねぇ・・・」
先輩2「あれぇ白石って今フリーでしょ? 俺と付き合っちゃえばwwwwww」
白石「えーw どーしよっかなぁ笑」
俺から見た白石の第一印象は何言ってんだコイツ(^ω^#)ってな感じだった
-
12:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 14:25:25.15 ID:fkAOxI0hO
-
それからの確定コンパ中は四年生からの白石どーよ?の質問攻めだった。
正直適当に答えてた。初見の女性の先輩について真面目に言えるほどの余裕は無かったんだとおもふ
けど時間が進むにつれて白石との距離が縮まっている気がした
白石「俺君はホントによくしゃべるねーw」
俺「よく言われます^^」
白石「www」
俺「白石先輩も充分やかましいてすけどねww」
白石「自覚してます(*´∀`*)」
多分この時くらいから白石先輩に興味を持ちはじめていた
-
16:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 14:36:57.45 ID:fkAOxI0hO
-
仲良くなると自然と互いの身の回りの話をしていた
白石先輩はつい最近別れたばっかしで当分恋愛はいいかなぁ・・・みたいな事を言ってたのはよく覚えてる
この時に俺は女運の悪さについて話した
そんなこんなで確定コンパもお開きとなった時に
先輩1「おい俺っ!」
俺「何ですか?^^;」
先輩1「白石にアド聞いたか?w」
俺「チキンなんで無理っす(´;ω;`)」
先輩2「白石ー! 俺がお前とメールしたいってさ」
結果、先輩方の協力を借りてメアドを手に入れ テンション上がりまくりでその日は帰った
-
19:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 14:48:32.59 ID:fkAOxI0hO
-
それから白石先輩とメールする日々が始まった
どっちかが寝落ちしても朝には返ってくる→なんという無限ループと言った具合のペースだった。
正直下手なカップルより多くメールをしていたと思う
実際メール内容なんて大した事はなく俺自身は白石先輩といつでも繋がってることに喜びを感じてた
今思うとこの頃から俺は白石先輩に心奪われていた
年上好きな時点で必然だったかもとか考えたりはするwww
客観的に見ると俺キメェwww
-
20:KTN:2012/03/22(木) 15:02:14.76 ID:fkAOxI0hO
-
けれど白石先輩は四年生だから当然就活も忙しくサークルに顔を見せる事はほとんどなかった
そんな中で俺はメールとかしてていーのかなぁとか考えていた
言い忘れてたけど確定コンパは五月に開催されており、それから二ヵ月近くが過ぎていた
7月の中旬くらいだったかの朝に白石先輩からメールが来ておりwktkしながら開封すると
白石先輩:俺君! 時間が出来たから飲みに行こうw
もちろんOKをだした
この時はもう気持ち悪いくらいテンション高かった
今思い出しても・・・(´Д`)
-
23:KTN:2012/03/22(木) 15:16:47.93 ID:fkAOxI0hO
-
飲み当日はサークルと同じ日で珍しく白石先輩も参加していた
サークル終わってからの飲みとは聞いていたから他に誰かを連れてくるのかと多少気になってはいた
サークルも終わり駅に向かう途中に
俺「今日って他に誰か来るんですか?」
白石先輩「二人だけでーすw」
俺「マジっすかwww」
表面では冷静なつもりだけど内心嬉しすぎた。顔に出るタイプらしいからまぁ隠し切れてなかったんだと思うけど
結果二人で飲み屋に行くことになり、サークルの人達の視線を背中に感じつつ移動した。
店もそんなに遠くないのですぐに到着し、
白石先輩「たくさん飲むよ!」
俺「吐かない程度にお供しますよ」
こーしてサシ飲みが始まった
-
25: ◆WlC506w5LA :2012/03/22(木) 15:34:12.59 ID:fkAOxI0hO
-
飲みの間は本人の顔を見て会話するしなければならないし、よくよく考えると2人きりになったことなんて一度もない→やべぇよ・・・これやべぇよ
いざ始まってみれば白石先輩からたくさん話を振ってくれたから困ることはないし、俺も慣れてくると若干の余裕ができた
白石先輩「俺君は付き合うなら年上派? それとも年下派?」
俺「圧倒的に年上ですよ」キリッ
白石先輩「えーw でも確かに色んな年上に絡んでるしねー 好きな人とかは?」
俺「さぁいるんですかねwww」
あなたですとは口が裂けても言えなかった。 この時は・・・
-
26:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 15:48:56.50 ID:fkAOxI0hO
-
酒が進むに連れて二人とも今まで聞き辛いような話をするようになっていた
俺「白石先輩は元カレと何で別れちゃったんですか?」
白石先輩「あの人、なんかしつこいんだよねwww デートの時とかにベタベタ体触るし しかも別れてからもメールくんだよ? やりなおそうだのデートしようだの」
俺「それでデートはどうしたんですか?」
白石先輩「もちろん断ったよw 死んでも行きたくないし」
元カレェ・・・と思いつつも
俺「さすがにそれはwwwwww」
って感じだった
白石先輩「今だからぶっちゃけてよ^^」
俺「何をですか?」
白石先輩「好きな人だよ! いるんでしょ?」
俺「・・・言っても本当に後悔しないですか」
白石先輩「しないしないwww ちゃんと誰にも言わないし応援するから」
-
28:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 15:58:26.31 ID:fkAOxI0hO
-
この時、俺自身相当迷っていた
気持ちを伝えるべきか伝えるにしても相手は来年社会人だし・・・というよりもっと時間を重ねてからにすべきじゃないのか
少しの時間で多くの事を考えさせられた
俺「俺の好きな人は今、目の前にいますよ」
完全に見切り発車だったとは思う白石先輩の顔から笑顔が消えた
さっきまでの楽しかった空気が嘘みたいに重くなっていった
-
30:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 16:08:17.12 ID:fkAOxI0hO
-
白石先輩「え、私・・・?」
俺「はい 俺は白石先輩が好きです」
白石先輩「・・・少し考えさせて 答えが出たら連絡するからさ もう今日は帰ろう?」
結局、来た時とは正反対の気持ちで店を出るはめになった。
白石先輩を駅まで送る時も会話はなく別れの挨拶しか出来なくて、そんな自分に嫌気がさしつつ帰宅した。
-
31:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 16:23:48.52 ID:fkAOxI0hO
-
それから連絡があるまでの数日間は後悔し続け、本気でもう今まで通りに過ごすことは出来ないと思っていた
飲みから数日したら電話が来た
内容は予想ついてるし、覚悟を決め電話に出た。
白石先輩「今時間はある?」
俺「大丈夫ですよ」
白石先輩「こないだの話なんだけどね 気持ちはすごい嬉しかった・・・けど私は来年から社会人にならなきゃいけないし、俺君にだって大学があるんだよ だからね。 私は今まで通りの先輩後輩で居続けたいの」
俺「そーですか・・・ いやぁそーですよね わかってますよwww これからも今まで通りでいましょうか」
白石先輩「うん! 俺君には必ずいい人現われるよ」
俺「・・・そーですかね とりあえず話は分かりました じゃあ失礼します」
これ以上話し続けてると泣いてしまう気がしたから無理矢理ぶちってしまった
-
33:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 16:33:22.91 ID:fkAOxI0hO
-
結果として俺は振られた訳でこれからも今まで通りにやって行ける気はしなかった
前みたいにメールもなく、白石先輩はサークルに来ない そんな日が続いて大学は夏休みに入った
俺が所属するサークルにも合宿はあり周りが参加することもあり俺も同調し参加を決めた
合宿に行く前、白石先輩からメールが来て
白石先輩「久しぶりー! 俺君合宿行くよね?」
俺「行きますよ\(^O^)/ 白石先輩は行きますか?」
白石先輩「もちろん行きますよw」
まさかの再会をする事が確定してしまった
-
35:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 16:44:49.51 ID:fkAOxI0hO
-
こっから少し登場人物増える
合宿が近づくにつれて気が重くなっていった
前回の後味の悪い飲みから白石先輩と一度も顔は合わせていなかった
そんな時に同じサークルの親友A(以後雅人)が一番簡単な解決方法として今からメールし続ける事を提案してくれた
俺「いや無理っしょ・・・ 今まで通りが分からなくなってるし」
雅人「それが出来なきゃ合宿が地獄に思えるぞw」
俺「頑張ってみる・・・かなぁ」
雅人「期待してるぜwww」
その日の夜からメールを始めた
-
36:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 16:57:07.07 ID:fkAOxI0hO
-
メールは思いの外、順調に進んだ
白石先輩は結構心配してくれたらしくメールが来て安心していたとのことで、その後もメールは続け合宿前日まで終わらなかった
メール内容は大した事はなく今まで通りに戻りつつあった
合宿当日は俺と親友2(啓介)以外、全員が遅刻をするというハプニングを乗り越えて目的地へ向かった
俺の座席は後ろから2番目で白石先輩は入り口付近だった為、話すこともなく目的地に着いた
合宿は二泊三日で毎晩飲みがあり二日目にサークル活動をするといった感じだ
-
37:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 17:05:22.94 ID:fkAOxI0hO
-
着いてからは部屋割りやら荷物やら買い出しやらと色々あり落ち着いたのは夕方だった
サークル一年男子の一部で宿の外で遊んでいるといじられキャラ(以後庄司)が女子の方々から呼ばれており、庄司は素直に従って女子の元に行った
雅人「あれありえなくね?」
俺「なにがさ?」
雅人「庄司は女子からめっちゃ嫌われてるじゃん」
俺「マジかwww」
雅人「何か裏ありそうだなぁ・・・」
-
38:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 17:17:33.52 ID:fkAOxI0hO
-
日も落ちてきたから宿に戻ると他の先輩(以後林先輩)に呼び出しをされ、俺は部屋まで行って話を聞きに行き、そこには白石先輩もいた
俺「何かあったんですか?」
白石先輩「さっき一年女子が庄司呼んでたでしょ」
林先輩「あれね、トランプの罰ゲームらしいのよ。 負けた人が握手するっていう」
雅人さんの予感的中ですかwww
俺「すがすがしいクズですね」
白石先輩「やめさせるべきかなぁ?」
あまり好ましくはないんだけど前から白石先輩から庄司からのアプローチがしつこいという相談も受けていたため何も言えなかった
-
39:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 17:31:06.36 ID:fkAOxI0hO
-
結局3人とも黙認という形をとることになった
そんな事を話してるうちに夕飯になり、食べ終わると足りないものが多すぎる為、買い出しがもう一度必要になってしまった
白石先輩が買い出し行く人を募集しており雅人も啓介も麻雀に熱中しているため暇な俺は行くことにした
行くメンバーが俺 白石先輩ともう一人増田先輩という二年生の男が車を出してくれることになった
近くにある某大型スーパーに到着し足りないものを買っている途中
増田先輩「おい俺!こっち来てみw」
俺「なんすか?」
増田先輩「ゴム売ってるから買ってこーぜwwwwww」
俺「ばれると面倒なんで却下します」
増田先輩「いーじゃんw お前、白石先輩に使うだろ?www」
こいつ(^ω^#)
まぁゴムは買わなかったんだが
-
40:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 17:39:55.64 ID:fkAOxI0hO
-
車から降りたら
啓介「うおおおおおおおッ!」
何故か啓介が叫んでいた
宿では既に飲み会が始まっており戻って来た俺は雅人に話を聞いた
雅人「啓介がビールにウォッカ半分あけて混ぜた後にイッキしたww」
アホかと心底思ってしまった
その後啓介は境月のアクエリ割りをイッキしすべて吐いていた
それの処理が終わったらまた酔っ払いが近づいてきた
白石先輩だった
-
41:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 17:47:24.92 ID:fkAOxI0hO
-
白石先輩「あー俺君だぁw 隣入れて」
既にべろんべろんである
そして人気のないとこでイチャつこうとする。
けどそれを跳ね返せるような男では俺はないのでイチャこいてしまった
挙げ句の果てには
白石先輩「胸触る? やっぱなーしwww」「チューしようか?」
色々誘惑が多すぎた
-
45:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 17:56:29.72 ID:fkAOxI0hO
-
飲み会も進み
白石先輩「ほらポニーテール!可愛いでしょーw」
この調子かと思っていたらいきなり白石先輩が眠いと言い直後には爆睡しはじめてしまった
ちなみに寝室は二階で一階で飲み会をしていた→どーすんのこの人?となってしまい結果としては布団を敷き寝かせることになった
林先輩「白石先輩寝ちゃったけど誰が面倒見るの?」
俺「一緒にいたんで俺がやりますよ」
増田先輩「なんかあったらすぐ呼べよ」
俺「わかりました」
既に夜の一時だったが白石先輩の事なら仕方ないので起きるまで待ち続けることにした
-
46:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 18:03:04.48 ID:fkAOxI0hO
-
この後、三時まで白石先輩は寝ていた 起きると
白石先輩「み、水・・・ あー気持ち悪い」
俺「大丈夫ですか、動けますか?」
白石先輩「無理っぽい・・・トイレまで連れていって」
ゆっくりと白石先輩をトイレに連れていき、外で待っていたが結局出てきたのは朝の5時でさすがに疲れたので部屋まで送り、俺もすぐに寝た
-
47:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 18:12:02.05 ID:fkAOxI0hO
-
二日目の朝から体が重かったが白石先輩の為ならと思って開き直った。
二日目はサークル活動だったんだがうちのサークルは体育系で体育館を使うので早めにバスに乗り全員で移動した
活動がチーム対抗の試合を行うとの事で表を見ると啓介の名前と昨日の酔っ払いの名前があった
俺「このチーム2人も酔っ払いがいるわ・・・気が重い」
啓介「いーじゃん 白石先輩いんだから^^」
俺「それは否めない所ではある」
試合結果は2勝1敗とまずまずといった所だった
-
48:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 18:21:34.63 ID:fkAOxI0hO
-
二日目の活動も終わり、飲み会が始まった。 一日目とは違い最初からいたのだが明らかに先輩の数が少なく、白石先輩の姿もなかった
それから昨日のことを思い出していると雅人が来て昨日の話をし、白石先輩いないからテンション下がる事を伝えると
雅人「メールしろw 流石に携帯は持ってるだろうから会いたいってことをちゃんと伝えな」
雅人の言う通りの為、メールをしてみるとすぐに返信が来た
白石先輩:じゃあ宿に戻ったら2人で語ろうかw
-
49:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 18:30:29.98 ID:fkAOxI0hO
-
メールが来てから少しすると玄関の方から物音がして先輩達が帰ってきたので俺も二階に行ったが他の先輩もその場にいたので2人で話す事が出来なかった
白石先輩は二日目は一滴も酒を飲まなかったらしい 一日目迷惑を掛けたことを自覚しているみたいだった
結局、2人で話すこともなく白石先輩は眠かったらしく仕方なく別れ俺も部屋に戻った
庄司が1人で麻雀をしていたwww
流石にいたたまれないから部屋に戻らないでいるとメールが来た
-
50:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 18:40:15.94 ID:9iYU6wSx0
-
一人麻雀ワロタw
-
51:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 18:40:44.25 ID:fkAOxI0hO
-
白石先輩:廊下うるさくて寝れないよぉ
確かに一階にいた人も少し二階に来ており、しかも廊下で語るという悪循環が生まれていた
これじゃあ寝れないと思い
何を思ったか俺は白石先輩の部屋に向かった
全部屋に鍵はないためドアを開けて白石先輩を呼んだ
俺「白石先輩・・・起きてます?」
白石先輩「起きてるよw 外うるさいから寝れないし」
俺「俺ここにいていいですか?」
白石先輩「良いけど増田がそこで寝てるwww」
布団にはいびきをかく増田先輩が寝ていた
俺「別に問題ないです」
白石先輩「ま・・・いっか」
-
52:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 18:47:19.46 ID:fkAOxI0hO
-
それから色々な事を話した 就活の事、くだらない事、大学の事
けど、自分の中でずっと引っ掛かる部分があった それは半年もすれば白石先輩は卒業してしまう・・・今みたいに会うことは出来なくなってしまうと言う事だった
俺自身昔から泣き虫なため、卒業シーズンとかは得意ではない
好きな人がいなくなるなんて尚更だ
それを考えると自然と俺は泣いていた
-
53:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 18:55:49.37 ID:fkAOxI0hO
-
白石先輩は驚いていた
白石先輩「えっ?! どーしたの俺君?大丈夫?」
俺は考えていた事を全部伝えた
白石先輩は相槌をうちながら優しく頭を撫でてくれた
けど笑いながら
「まだ半年もあるじゃない?w」
こう言ってくれた
白石先輩「じゃーこれでこの話はおしまい! はい泣かない泣かない男の子でしょw」
俺「・・・すいませんでした」
-
55:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 19:09:46.91 ID:fkAOxI0hO
-
その後は冗談ばっかし言っていた昨日のことを思い出して仕返しがてら
俺「キスしましょっか?www」
白石先輩「・・・んー」
俺「返事がないのは肯定ってことでいいんですかね?」
白石先輩「・・・」
白石先輩が目を閉じていた
俺も目を閉じ距離を縮めた
気付いたら1分以上もキスをしていた
夢でなくて心底よかったと思う
その後、何度もキスをし体を重ねていた
唯一、焦ったのは隣で増田先輩が寝てるのにヤるというのはいかがなものかと思ったが白石先輩の魅力に勝てるはずもなかった
結局、朝までヤってしまい日が昇ってから2人で寝た
-
56:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 19:10:04.14 ID:+8FdUZGQi
-
パンツ脱いで待っているのだが
-
57:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 19:19:31.12 ID:fkAOxI0hO
-
三日目は帰るだけなので宿でまったりしていると啓介と雅人が
啓介「お前なんで昨日部屋にいなかったんだよ?」
雅人「少しだけ心配したわ
雅人はツンデレのようだ
2人に全部話すと雅人は信じられない様子だし、啓介は大爆笑していた
挙げ句の果てには増田先輩が
「お前昨日白石先輩と何かしてた?」
何だかんだばれなかったから結果オーライのまま帰ることになった
-
58:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 19:28:49.26 ID:fkAOxI0hO
-
合宿が終わって白石先輩にメールをしていた
俺:昨日は大変でしたね^^
白石先輩:誰のせいだかわからないけどねぇwww
正直、合宿で俺の白石先輩に対する気持ちは復活してしまっていた
俺:やっぱり先輩の事をあきらめられないんですけど・・・
白石先輩:前も言ったけど俺君とは付き合えないの
俺:じゃあ俺が勝手に思い続けてもいいですか?
白石先輩:それはいいけど私は俺君の気持ちには答えられないよ・・・
なぜだか俺は白石先輩を諦められなかった。 今でもその理由がわからない
-
60:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 19:38:23.14 ID:fkAOxI0hO
-
それから白石先輩と会えない日が続いた 連絡も互いにせず もやもやしていた
10月になって白石先輩からメールが来た
白石先輩:やっぱりしっかり話し合おう ってことで何限終わり? ご飯行こう!
本当に驚いた 嬉しかったけどその反面、これで終わってしまうかと思うと素直に喜べなかった
大学も終わり駅で白石先輩と合流し、2人で焼肉を食べに行くことになった
話しメインなのに焼肉をチョイスした白石先輩のセンスを疑いながらも店に入った
-
59:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 19:35:40.30 ID:4VMxw5VoO
-
ただのビッチじゃん!
-
61:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 19:44:14.51 ID:fkAOxI0hO
-
>>59 うーん認めたくはないんだよなぁ 今だによくわからないんよ
夕飯を食べつつ、これまでの話をすると
白石先輩「私は付き合えないって言ってるのにねww」
本人に悪意はなかったと俺は思う
ただ不安定な俺の気持ちを傷つけるには充分すぎる一言だった
俺は「わかっていますよ」と作り笑いで答える以外の事が出来なかった
結局話もまとまらず店を出てしまった
-
63:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 19:52:01.02 ID:fkAOxI0hO
-
店から出て左が駅で右は住宅地となっていて、まだ白石先輩と一緒に居たい俺は思わず散歩に誘っていた
二人で肩を並べて歩いていると前に手をつないでるカップルが見えた
俺がぼーっと彼らを見ていると
白石先輩「なに?手繋ぎたいのw」
なんてずるい人なんだと思いながらも好意に甘えさせてもらった。
目的地を決めずにブラブラしていると公園があったので一休みすることにした
-
66:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 20:02:59.39 ID:fkAOxI0hO
-
公園では2人でベンチに座ってボーッとしていた
この時も俺はずっと店での一言について考えていた
何であんな事を言いながら今一緒にいるのか
また遊ばれているのか・・・つくづく女運ないな
色々考えていると白石先輩が口を開いた
ただ頭には入ってこなかった
聞いてるが理解ができない
限界が近づいている気がした
-
67:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 20:15:46.75 ID:fkAOxI0hO
-
大した話もせず白石先輩とまたカップル紛いなことをして自己満足していた
ただ駅まで帰る途中に
白石先輩「付き合ってもいいんだけどねぇーww 卒業してからわからないからさ・・・」
また話はまとまらなかった
むしろ悩みは増えてしまったとも思っていた
この頃、啓介は俺を止めてはいたけど俺は忠告を無視していた
雅人は話を聞いてくれてじゃあこれからどーするか?など多くの相談をしていた
-
68:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 20:22:24.12 ID:fkAOxI0hO
-
自分で色々考えた結果、次ですべてを決めようと思い白石先輩にメールをした
白石先輩:ごめんね・・・ もう会えないんだ
俺:何でですか?
白石先輩:もう会う気がなくなっちゃった・・・
次の日、大学をサボり色々な所を歩いて考えた
-
69:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 20:29:14.28 ID:fkAOxI0hO
-
考えても何もかわらない
だったら相談をしてみようと考えた 林先輩は少し白石先輩から話を聞いていたみたいでどうやら好きな人が出来たというのを聞いた
林先輩は優しく慰めてくれて、他の人を探した方が良いと言っていた
ただ自分の中で白石先輩が卒業するまでは思い続けようと思っていた
-
70:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 20:36:28.32 ID:fkAOxI0hO
-
それから真相は掴めずに年も明けてしまった
四年生だから大学にもいないから白石先輩と会うことはない
このまま別れてしまうのかとも思っていた
-
73:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 21:07:06.11 ID:fkAOxI0hO
-
そんな時に四年生を送り出す所謂追いコンが開催されると話を聞いた
参加するかは悩んだが雅人が
「俺がフォローしてやるから最後くらい言いたいこといってこい!」 啓介も「おもしろそうだから付き合ってやるよ」と言ってくれ2人の後押しもあり参加を決意した
-
74:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 21:16:28.08 ID:fkAOxI0hO
-
あっと言う間に追いコン当日
集合場所に集まったサークルのメンバーやはり時間どおりには集まらない
集まりしだい先輩の知り合いが経営してるバーを貸し切りにしているらしくそこへ向かう事に
この時から正直不安だった
白石先輩を見て俺はどーすれば良いのか何も具体的に決まってなかったからだ
-
75:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 21:26:30.48 ID:fkAOxI0hO
-
四年生も遅れて全員集まり追いコンが始まった この時白石先輩の姿はあったが俺は逃げていた
追いコンが進むに連れて四年生にプレゼントを渡すとの事で全員集められた
自分にとって世話になった四年生の先輩の姿を見ていると白石先輩の順番になった
何も考えずに見ていると何故だか色々な事を思い出して涙が止まらなくて最後の別れまで泣いてる自分が情けなかった
雅人と二人で途中で抜けてしまった 中で泣くよりはマシかと思っていたが自分の腑甲斐なさは変わらなくて惨めになってまた泣いた
-
76:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 21:34:37.30 ID:fkAOxI0hO
-
落ち着くまで外を歩いて中に戻ろうとすると啓介がまた叫んでいた。頼むから吐くなよ
中にもどってからは端の方で考えていた どんな顔をすればいい?何を話せばいいのか? 何も思いつかない 最後なのに・・・そんな事を思ってると
隣に白石先輩がいた
-
77:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 21:42:48.61 ID:fkAOxI0hO
-
驚いていて何も言えなかった
白石先輩「雅人くんが一生お願いだから俺君と喋ってやってくださいだってw」
雅人にはこれからも頭が上がらない
俺「卒業おめでとうございます・・・」
白石先輩「どーもありがとう」
俺「あの・・・」
増田先輩「俺ーッ!元気かぁ?あ、お取り込み中かwww」
初めて実行に移す直前までの殺意を感じた
-
78:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 21:42:59.06 ID:KLxDp8Uw0
-
ぱんつ飛ばしたい
-
80:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 21:56:05.77 ID:fkAOxI0hO
-
>>78 飛ばさずしまっとけ
それからバーでは話すことはなく俺は色々な先輩と話していた
追いコンというだけあって二次会もある 場所はカラオケになっており帰る気はなかったし、まだ納得してなかったから参加することにした
カラオケまでの道で飲み過ぎてる啓介 頼むから人に絡まいようにしてくれ
カラオケに着いてからは朝までフリータイムらしく人が多すぎて席が足りない始末だった
-
79:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 21:53:15.15 ID:x/O8JqbO0
-
増田・・・
-
81:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 22:05:24.84 ID:fkAOxI0hO
-
>>79 増田さんは天然だから・・・
時間がすぎれば過ぎるほど焦るけどどう動けばいいかもわからず結局黙ってる
最後だから・・・そう思って白石先輩の隣を開けてもらって座らせてもらったけど動ける勇気はなくて結局何もできずにカラオケも終わってしまった
-
83:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 22:16:58.34 ID:fkAOxI0hO
-
カラオケが終わったのは朝5時
眠い目擦りながら外に出るとまだ空は薄暗くて少しだけ淋しい気持ちになった
何もなく帰ろうって気にもならず最後にやはり2人で話したいと思った俺はメールをしていた
俺:少しだけ話す時間もらえないですか?
最後に伝えたいこと言いそびれちゃったんで
30分待っても携帯は鳴らなかった
周りに合わせて帰ろうと思い席を立った時、携帯が鳴った
-
84:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 22:22:11.22 ID:fkAOxI0hO
-
白石先輩:ちょっと待っててもらえる?
俺:いいですよ
この時には全員と別れて一人になっていた
少しするとまた携帯が震えた
白石先輩:駅の階段近くにいるから
最後にもう一度会える
自分に正直になるように気合いを入れ待ち合わせ場所に向かった
-
86:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 22:36:28.88 ID:fkAOxI0hO
-
待ち合わせ場所に行くと白石先輩は眠そうに待っていた
俺が近づくと気付いたみたいで目が合った
俺「卒業おめでとうございます」白石先輩「ありがとう」
俺「先輩はこれから大変なこともたくさんあると思います 俺はいつまでも応援してます だからもう終わりにします 先輩を好きになり続けるのを・・・」
白石先輩「うん」
結局また泣いて慰めてもらって最後くらい笑って見送れなくて止めたくても涙が止まらなかった
俺「最後にワガママ言っていいですか?」
白石先輩「なーに?」
俺「抱き締めさせてもらっていいですか?」
白石先輩「www はい!」
やっぱり白石先輩は小さいなぁそんな事を思いながら最後のワガママは終わった
俺「頑張ってくださいよ! 社会人w」
白石先輩「任せなw きっとまた会えるからさ・・・ ばいばい!」
俺「その時を待ってますよ その時は今までの事を笑って話せるように強くなってます! さようなら」
改札に消える先輩を見送りながらまた涙がこぼれた
-
87:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 22:41:30.84 ID:fkAOxI0hO
-
帰りの電車内、何も考えられずただぼーっとしていた
また携帯が震えた
白石先輩:最後話せてよかったよ 今までありがとう またどっかで会えたらよろしくw
もっと強くなることを真剣に考えながら俺と先輩の半年は終わった
-
89:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 22:47:19.15 ID:fkAOxI0hO
-
見てもらってありがとう
実は追いコン今日終わったんですよ
だから白石先輩に会ったのは今日の朝で家帰ってくすぶってたから何か形に残したくて書きました
きっと色んな見方があるとは思いますが俺はこの別れ方に満足しています
こんなクソスレに付き合ってくれてありがとう
次はいい女の人を見つけますw
-
92:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 23:07:46.78 ID:4VMxw5VoO
-
>>89
白石先輩は良い人じゃ無いのかよ粕
-
93:名も無き被検体774号+:2012/03/22(木) 23:17:58.81 ID:9iYU6wSx0
-
>>92
よく読め。
白石は結局ただのビッチだったじゃねぇか。
-
94:KTN ◆jPpg5.obl6 :2012/03/22(木) 23:22:03.64 ID:fkAOxI0hO
-
>>93 良くも悪くも俺の人生に結構影響与えたし、未だに嫌いになれないな
-
97:名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 09:01:20.92 ID:NhHMDKS+0
-
>>93
どこにビッチの要素があるんだ?
-
98:名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 09:23:12.90 ID:sHGRQYGl0
-
>>97
シーっ!女を知らないこの子はこんくらいでビッチだと思っちゃうの!
-
95:名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 01:38:30.23 ID:AMoXH+sR0
-
1年後に社会人編をみたい
-
100:名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 12:03:44.23 ID:A/TNQ1xZi
-
>>1は他にいい女見つければいい。
白石先輩とはまた会ったらそのときヤレばいい。
やらせてくれなければ思い出しオ●ニーをすればいい。
俺もそんな人生を送りたかった…
0 件のコメント:
コメントを投稿