1:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:12:30.12 ID:gRlmCOqV0
愚痴のようなものだが、聞いてくれ。
2:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:21:56.68 ID:gRlmCOqV0
需要はないかもしれんが、だらだらと書いていこう。
始まりは俺が高校二年のころだ。
俺はバスケ部に所属していたんだが、やつも女子バスケ部に所属していた。
便宜上、やつをAとする。
Aは当時高校三年生で引退を間近に迎えており、かなりかわいい部類に入る女の子だった。
かわいい系というべきか、身長は低くてよく笑う子だった。
部活内どころか、学校内でも有名な方だったのではないだろうか。
とにかく俺を含めた男子バスケ部員にとっては憧れだった。
俺の高校ではバスケ部は男女でコートをハーフで分けて使っていたから、練習中に目が合うことなんてザラだったんだが、それだけでも優越感に浸れたものだった。
そして、ある日Aからメールが入ったんだ。
3:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:26:19.70 ID:gRlmCOqV0
俺と同じクラスのバスケ女子バスケ部員に聞いたと言っていたが、今になって考えればそれの真偽も定かではない。
俺はがたいが良く、体格の良い男性が好きだというAは俺に好意を抱いているらしかった。
まあ、それだけかわいい女の子が俺に好意を抱いているんだ。嬉しいよな。
そこからメールをしていくうちに仲は深まって、ついに俺は告白した。
「一生、大切にしてくれる?」Aはそう言ったのを確かに覚えている。
これは完全にフラグだったんだな。
4:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:29:12.44 ID:0n2U/GPQ0
5:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:30:31.68 ID:gRlmCOqV0
俺は自転車通学でAは電車通学だったから、学校から少し離れた駅まで自転車を押しながら歩いて帰った。
そして、付き合って二か月たったころからだろうか。Aの奇行が始まった。
最初は、俺が同級生の女子バスケ部員と話していたとき。この同級生はBとする。
Bはそんなにかわいい子ではなかったんだが、同じクラスで部活も一緒ともなればある程度仲が良くなるのは当たり前だよな。
帰り道、その子とは仲が良いのかと聞かれた。
嫉妬されてるんだなとなんとなく感じた俺は、「たまに話す程度だよ」と答えた。
そのときは笑って「そっか」と言われたんだ。
6:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:30:38.62 ID:7FUy0t/S0
7:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:32:09.73 ID:gRlmCOqV0
今日中にさせるつもりではあるが、朝になるかもな。
そして次の日、Bの上靴がなくなったと問題になった。
俺は特に気にせず、かわいそうだなくらいにしか思ってなかった。
そして、Bに不幸の手紙のようなものが届きだした。
不幸の手紙というよりは「殺す」とか、「不細工が」みたいなことをノートに書かれてそれが靴箱にあったりしたようだ。
それは段々エスカレートして、ひどい日は猫の死骸が見つかったこともあった。
この時点でも、俺は仲の良いBにそんな嫌がらせがあるなんてと辛い気持ちにはなっていたが、Aとの関わりは全く気付かないでいた。
そして、Bは学校に来なくなった。
AはBがそんなことになって本当にかわいそうだと言っていた。
8:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:35:01.96 ID:XMcwqcYBO
9:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:35:34.83 ID:gRlmCOqV0
長かった・・・本当に・・・
そして、今度はまた別の俺と同じクラスのCが被害にあった。
Cは本当にただクラスが一緒なだけで、たまたま掃除の担当が同じだった。
それで何かの話で笑っているところをAに見られた。
その後はBのときとほとんど同じ流れ。
Cは学校にこそ来るものの、元気がなくなり、明るい性格が嘘のように喋らない女の子になった。
ここで、やっと俺はAの関係性を疑いだした。
学校全体で問題になってて、全校集会のようなものまで開かれた。
この事件のことは周知の事実だった。
俺の耳に直接来ることはなかったが、Aとの関係性なんかも噂されていたかもしれない。
10:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:37:00.17 ID:gRlmCOqV0
「BとCって子が、すごい嫌がらせにあったのは知ってるよね?
気を悪くしないでほしいんだけど、Aは何も知らないよね?」
「どうしてそんなこと聞くの?」
「俺と同じクラスのやつだったからさ、少し心配になっちゃっただけだよ。
ごめん。知ってるわけないよな」
「あいつらが悪いんだよ。私の俺君にちょっかい出すから。。。」
俺は言葉を失った。
あれだけ学校を騒がせた、俺の友人を苦しめた、その犯人がAだったのだから。
11:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:40:55.53 ID:gRlmCOqV0
Aの笑顔が怖かった。
無邪気な笑顔の奥に何を秘めているのか、本当に怖くなったんだ。
そしてついに、俺は別れを告げた。
当時の俺は本当にAに恐怖心を抱いていて、会うことにすら恐怖を感じていた。
恋愛経験も少なかった俺は、電話で別れを告げた。今考えると、最低な行為ではある。
何時かは忘れたが、夜に電話で切り出した。
Aは電話の向こうで泣きじゃくり、「別れたくない。別れたくない」と連呼していた。
二時間以上は話したと思う。
痺れを切らした俺は、明日、学校で話そうと言って電話を切った。
で、すぐに就寝。
12:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:42:25.62 ID:gRlmCOqV0
長電話をしたせいで辛かったが、毎日のリズムを変えたくなかった俺はその日も早起きした。
俺の部屋は窓際にベッドがあり、朝起きるとブラインドの隙間から天気を確認して走りに行っていた。
ブラインドに指を当て隙間を作り、外を見た。
その時間、まだ外は暗かったんだが、家の前の街頭の下に誰かいる。
目を凝らしてよく見ると、Aだった。
このときの恐怖は本当にやばかった。
Aの家は俺の家から車で30分はかかるようなところだった。
そして、電話を切ったのは終電もなくなっているような夜中。
歩いて家まで来ていた。
そのときは自転車で来たのかと思ったが、後々聞いた話では歩きだったようだ。
13:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:45:25.33 ID:gRlmCOqV0
あくまで俺とは関係ない風を装ってもらった。
俺は風邪をひいてしまい走りには行っていないという設定にした。
Aの奇行を知っていたDは快く引き受けてくれた。
ブラインドから様子を伺っていると、だいぶしぶってはいたようだがようやく二人で歩き出した。
あれは本当に怖かった。
学校の昼休みに二人で話した。
案の定、号泣されたが、なんとか別れることができた。
だがな、ここからが本当の地獄だった。
14:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:46:23.83 ID:2FC8uVnN0
15:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:47:01.67 ID:wyxNoxkS0
16:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:48:25.73 ID:gRlmCOqV0
俺は内心ホッとしたのだが、罪悪感のようなものもあった。
Aがバスケを好きなのは知っていたからな。
たしか別れて3日程たったある日、Aからメールが入った。
アドレスを消したりはしていなかったが、もう連絡はこないだろうとタカをくくっていた俺は焦った。
内容はめちゃくちゃ長文。
17:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:49:52.38 ID:gRlmCOqV0
「まだ1のことが大好きだ」
「どうして別れなくちゃいけないの」
「他に好きな人ができたんでしょ」
「1と一緒にいれない世界なんて必要ない。死んでやる」
「どうせ死ぬなら1を殺して天国で幸せになる」
「今、手首を切った」
「迎えに行く」
こんな内容のメール。
当時はメンヘラなんて言葉知らなかったし、あったのかも謎な時代。
怖かったよ。純粋に。
本当に来るわけなんてないのに、俺は家の鍵を閉めて怯えていた。
18:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:52:52.62 ID:gRlmCOqV0
ほとんどさっきのようなメール。
あるときは朝起きるとメールが20件なんてこともあった。
俺がアドレスを拒否すると、アドレスを変えて送ってきた。
完全にいたちごっこだったな。
怖すぎて仕方なかったが、そんな日々も終わりが近づき、Aは卒業した。
19:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:53:57.03 ID:gRlmCOqV0
俺は学校で一人の時間を作らないようにしていたため、向こうからのアクションもなかった。
卒業式の日、俺は座って卒業生入場を見ていたのだが、Aが来た。
俺はとっさに目をそらしたんだが、Aはずっとこっちを見ていた。
睨まれてはいなかったと思う。
俺の記憶では、Aは笑顔でこちらを見ていた。
20:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:56:54.33 ID:kuDt9qI1O
21:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:57:17.45 ID:gRlmCOqV0
アドレスを変更してもなぜかAからのメールは続いており、半分諦めていた。
実際に家に押しかけてくるなんてことはこの時点ではなかったしな。
朝おきてAからのメールを消す。これが日課になっていた。
そして俺は専門学校に進学した。
やりたいことがあったわけではないが、事務とか楽だろうなーぐらいに考えた俺はビジネス系の専門学校に進んだ。
そして、俺は専門学校で彼女ができた。
22:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:59:47.11 ID:gRlmCOqV0
彼女と付き合い始めた次の日、Aからメールが届いた。
「なんで私というものがありながら彼女なんて作ったのか」
「浮気は嫌だってあれほど言ったのに」
「それもあんな不細工な女と」
「あの女は殺してやる」
そういった内容だった。
唖然としました。
なぜ俺に彼女ができたことを知っているのか。
23:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:02:52.37 ID:gRlmCOqV0
本当に恐ろしかった。
そして、Aから彼女へのアクションも起きた。
彼女に大量のメールを送ってきたのだ。
内容は早く別れろだの、俺は最低の人間だの、そんな内容。
彼女からは浮気を疑われ、結果的にその彼女とはすぐに別れてしまった。
さすがに頭にきた俺はAにメールをした。
24:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:06:19.37 ID:gRlmCOqV0
それどころか恐怖すら覚えているし、顔も見たくない」
そんな風なメールをした。
Aからは1分も経たずに返信がきた。
「1君、久しぶりだね。1君に会いたいな~」
「俺は会いたくないし、気持ち悪い。いい加減やめてくれ」
「1君、この前髪切ってたよね。似合ってるよ」
そういった感じ。会話が噛み合わない上に、おそろしい。
俺は卒業依頼一度もAのことは見ていない。
なのに、俺が最近髪を切ったことまでAは知っていたのだ。
俺はAが諦めてくれるのを待つしかない。そう悟った。
25:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:13:19.51 ID:gRlmCOqV0
友人と宅飲みをしていると、メールがきて「楽しそうだね。私も行っていい?」とか。
さすがにこれだけストーカー行為が続けば気づくと思うんだ。
でも全然気づかなかった。
盗聴器の可能性すら考えて、親父に頼んで盗聴器を探してもらったりもした。
それでも、何も見つからず・・・。
それからさらに数年が続き、俺は就職した。
就職した会社は某大手企業で、俺は営業になった。
営業とは言ってもバリバリ飛び込みではなく、決まったところに訪問して新しい商品をすすめたりする、いわゆるルート営業。
自分で言うのも変な話だが、会社が大きい分入るのはけっこう苦労する会社だった。
シャワー浴びてくる。
29:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:35:04.03 ID:gRlmCOqV0
このころは、もう恐怖とかではなくてネタになりつつあった。
友人に見せて「これやばくね!?」とか言って笑いを取ったりしていた。
そして、この件は訴えれるレベルであることにも気がついた。
俺はメールを消さず、残しておくことにした。
何度か警察に行こうかともしたんだが、なんだかんだで元カノをそんな風にはしたくなかった。
そんなこんなで一年がたち、俺も先輩になって後輩が入社してきた。
28:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:32:59.44 ID:kagw6p+m0
30:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:39:43.91 ID:gRlmCOqV0
BはBの友達が家に行ったりして学校に来るようになった。
俺はも犯人はAであることを告げて、もう別れたから安心していいよって伝えて学校に来るようになった。
Cも少しずつ元気になった。
Aはこの件については証拠不十分で停学とかにはならなかった。
俺の証言だけで、Aは否定したようだったから。
入社式があったんだが、俺たちは普通に仕事があったため入社式には参加せず。
入社式後しばらくは新入社員が各部署に挨拶に来ていた。
そして、俺は衝撃を受ける。
経理課にAが入社してきたのだ。
メールにもそんな内容は一切記載されていなかったし、俺は数年ぶりにAの姿を見た。
見た目は普通の女の子。
ていうかめちゃくちゃかわいい。
同僚や先輩も「あの子めちゃくちゃかわいくね?」なんて言っていた。
31:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:43:52.03 ID:gRlmCOqV0
前述したが、うちの会社はでかいしそれなりに優良企業で通ってたから入社は難しい。
そんなところにAが入社してきたのだ。明らかに俺目的で。
「でも、あの子彼氏いるっぽいな」と先輩が口にした。
「ていうか左手の薬指に指輪してるし・・・」
そう、Aは結婚指輪をしていた。
無論、俺はそんなものあげてないし、そんな男がいるなんて話も聞いていない。
俺は楽観的なんだろうな。
「今までのは本当にただの嫌がらせで、本当は彼氏がいるんだな」とか思っていた。
33:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:48:20.61 ID:gRlmCOqV0
「初めまして。Aといいます。ここで営業で働いている1さんとは近日中に結婚する予定です。
ふつつかものですが、1同様、よろしくお願いいたします」
そう言って深々と頭を下げた。
周りの先輩や同僚は「なんだよそれ聞いてねーよ!」とか、「てめー、羨ましいぞ!」なんて騒いでる。
俺は何がなんだか分からず、冷や汗をだらだら流しながら何も答えることができなかった。
今考えれば頭にくることだが、それすらも感じなかった。
何が起きているのか理解することができないでいた。
32:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:44:39.25 ID:XaWSfQcT0
35:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:52:46.78 ID:gRlmCOqV0
本当に気をつけろ。
付き合っているうちになんとかメンヘラから脱出させるんだ。
Aが出て行った後、俺は質問責めにあった。
「あんなかわいい彼女がいるなんて聞いてねーぞ!」
「彼女いないって言ってたじゃねーか!」とか騒いでる。
俺はそこで、恐怖から涙が出た。
みんな固まって、
「いや、冗談だよ・・・」「どうしたんだよ。言いすぎたか?」なんて言っている。
覚悟を決めて、全てをその場にいた同僚、先輩に話した。
みんな唖然として何も言えず。
普段はふざけあっている職場だが、そのときばかりは空気を読んでくれた。
36:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 03:59:24.89 ID:gRlmCOqV0
先輩は気を遣ってくれて、「今日は休むか?」なんて言ってくれたが、迷惑をかけるわけにもいかず、仕事をこなした。
仕事が終わったところで、俺をかわいがってくれているDさんから飲みに誘われた。
Dさんは30手前のイケメンサラリーマンで、仕事もできるし優しくて俺は尊敬していた。
居酒屋に入って話していると、Dさんは神妙な顔つきで俺に切り出した。
「1、今日のことだけどな、お前はこれからどうしたい?」
「どうしたい。と言うとどういうことですか?」
「俺はな、このままじゃ本当にお前がやばいんじゃないかって思ってる。
あの子が危害を加えるとかではなくて、お前の心が心配だ。
どうだ?異動願いを出してみたら。
○○県ならここからさほど遠くないし、人が足りていないらしいからおそらく通るぞ。給料も上がるw」
37:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:07:03.73 ID:gRlmCOqV0
今の会社は好きだが、Aと同じ職場なんて考えられない。
毎日怯えながら仕事をするなんて嫌だった。
そして、無事申請も通り、俺は転勤した。
転勤するまでの間、何度か会社でAとすれ違ったが、俺は完全に無視を決め込んだ。
Aはそれでも笑顔で「おはよう」とか声をかけてきた。
転勤した後、俺は新天地で働いた。
初めての土地で分からないことだらけだったが、みんないい人で、なんとか街にも仕事にも慣れた。
そんなこんなで1年以上が経って、最初はAからのスパムメールが届いていたが、ある日を境に来なくなった。
「やっと解放された・・・」
そう思って俺は数年ぶりに平凡な日々を過ごしていた。
そして、俺はEという女性と知り合う。
その子は身長は低いけど、綺麗な顔立ちをしてて、冗談ばかり言う子だった。
次第に俺はEさんに恋して、頻繁にメールのやり取りをしていた。
Eさんもまんざらではない感じで、二人で遊びに行ったり、飲みに行ったりしていた。
38:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:15:22.33 ID:W4ijnttuP
39:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:16:22.70 ID:gRlmCOqV0
Eさんは酒が弱いらしく、すぐに酔っ払っていた。
ニヤニヤしながら、1君は~かわいいんだよ~と言っている。
そして俺の隣に来て抱きついてきた。
俺もドキドキしだした。
Eさんの唇がすぐそこにある。
「キスできる・・・」そう思ったときにはキスしていた。
自然に舌が絡み合って、そういう雰囲気になる。
どうしよう。
人もいなさそうだし、細かいとこは省くか?ww
一応ホラーみたいな感じだし。
40:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:16:44.97 ID:yueJ/LQBO
43:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:25:23.65 ID:gRlmCOqV0
俺はAと2回程やってたんだけどな。
まぁ、ほとんど童貞と変わらんかったな。
Eさんにあれこれ指示されながら終わって、Eさんの方を見ると泣いてるわけ。
「え!?やっぱ告白もなしはまずったか?」と思ってたら
「実は、1君が前いた支社で働いていたAさんって人からメールが届いてて、脅迫されてるんだ・・・」
頭が混乱した。
Aからのストーカー行為はもうなくなったはず・・・。
「1君にちょっかいかけたら殺すとか、話しかけるなとか、あんたなんか相手にしてないとか言われて・・・
私、1君が本当は私のことなんか嫌いなんだって思って・・・」
それを聞いた瞬間、俺ははらわたが煮えくり返った。
今まで、Aに恐怖を覚えることは多々あったが、本気で頭にきたのは初めてだった。
それくらいEさんに惹かれているのもあったし、ストーカー行為がなくなったことで冷静さを取り戻していたのかもしれない。
46:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:31:14.99 ID:gRlmCOqV0
が、出ない。何度かけても。
「ちょっと話がある。メールでもなんでもいいから連絡しろ」
そんなメールを送るとすぐに返信がきた。
「1君、久しぶり♪1君からメールくれるなんて嬉しい」
「どうでもいい。お前、Eさんに嫌がらせのメール送っただろ。
いい加減にしろ。俺はお前が嫌いだし、転勤したのもお前から避けるためだ。
気持ちが悪い。消えてくれ。警察に行くぞ」
そんなメールを送った。
本当にこのときはキレていたんだろう。
その場にAがいれば本当に殺していたかもしれない。
「1君が何言ってるのか分からないな。
ねえねえ、それより、私に会いたい!?
私もね、転勤願い出しちゃった!!
また1君に会えるって考えたらドキドキする~」
俺の中の怒りは消えて、恐怖が再び芽生えた。
また、あの生活が始まるのか・・・そう思った瞬間一気に力が抜けて、Eさんが心配そうに俺を見ていた。
48:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:35:00.29 ID:gRlmCOqV0
無論、Aのことを相談するためだ。
PCに移していたメールを警察に見せて、なんとかしてもらおうと考えた。
近所の交番に行って「ストーカー被害に遭ってます。証拠はこのPCにあります」
そう言うと警察は「こんながたいの良い男が何言ってんだ?」って顔をしたが、
俺があまりにも真剣な顔をしていたためだろう、奥の部屋に通された。
42:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:20:51.05 ID:8so0AY9Y0
44:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:27:56.33 ID:XhQh/vc50
49:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:40:07.56 ID:gRlmCOqV0
レスは嬉しいが、俺はメンヘラが大嫌いだw
勝手に結婚してこい、くそwwwww
そこでメールを見せた。
全部、日付もしっかり残ってる。
最初は半信半疑だった警察もやっと信じてくれて、事情を色々と聞かれた。
「先日、色々あって連絡をしたんです。
今度こっちに来るって言っていました。本当に怖いです。助けてください」
が、警察ってなんであんなに役立たずなんだろうな。
「半年以上も実害がない上に、それはただの脅しかもしれません」
だとさ。
脅しじゃなかったらどうすんだ、とか言ってもなんやかんやで避けやがる。
「何かあったら連絡してください」
とだけ言われて、俺はやむなく交番をあとにする。
昼から出社するつもりだったが、それもやめた。
50:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:41:02.01 ID:YR0MG0R90
51:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:44:06.55 ID:gRlmCOqV0
その日はDさんに連絡をした。
俺に転勤を勧めてくれた先輩だ。
「Aが転勤願いを出したって本当ですか?」
「本当だよ。俺も連絡しなくちゃって思ってたんだ。
1、逃げろ。あいつは異常だ。
俺たちが真実を知っているって言ってもあいつは遠距離だって言い張ってた。
あいつはマジでヤバイ。そのうち殺されてもおかしくないぞ」
そんなことを言われた。
その日のうちにEさんに電話して、夜会う約束を取り付けた。
52:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:45:59.47 ID:YR0MG0R90
そんなことないで
つづきはよはよ
55:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:50:30.33 ID:gRlmCOqV0
そうでもしなきゃAからは逃れられそうにない」
Eさんは涙目で聞いてくれた。
「でね、考えたんだけど、俺と一緒に九州に来てくれない?」
Eさんは驚いた顔をしたけど、その後笑って、
「それってプロポーズ?」と言った。
「プロポーズをするには俺もEさんもお互いを知らなすぎるよねww
でも、一緒に居たいとは本気で思ってるんだ。一緒に来てくれない?」
Eさんは少し考えた後、頷いてくれた。
次の日、俺とEさんは二人で転勤願いを出した。
九州に新しい支社ができて、異動の募集みたいなのがかかってたんだ。
言い忘れてたが、Eさんも俺と同じ会社な。
54:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:48:19.05 ID:hnuNHcEm0
他人に害が及ぶメンヘラはいただけないよね
ってかもはやヤンデレだと今気づいた
57:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:57:15.93 ID:gRlmCOqV0
たしかに、ヤンデレという言葉の方が正しいかな・・・
そしてなんやかんや済ませて、俺とEさんは福岡に転勤した。
俺は同棲するつもりだったが、Eさんも俺のことを知りたいってことで、同棲はしなかった。
その後はAからの連絡もなく、平凡な日々が続いた。
福岡は修羅の国なんて言われてるが、普通に生きている分には住み心地が良かった。
夜中にバイクと警察の追いかけっこなんかを見ることはあったけどな。
ある日仕事が終わって家に帰っているときだった。
車も買って、もう俺は福岡でEさんと結婚するつもりだった。
運転中にメールが届いた。
信号停車中に携帯を見ると、Aからだった。
アドレスは消していたが、アドレスで分かった。
アドレスは
「forever love ○○(俺の名前)0428」というアドレス・・・。
0428ってのは、高校のとき俺とAが付き合い始めた日だった。
その時は気づかなかったけどな。
58:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:01:23.31 ID:gRlmCOqV0
内容は
「1君、久しぶりだね。
私と入れ違いで転勤になっちゃうなんて、つくずく私達ってすれ違いばっかりだよね・・・
でもね、安心して。私は、今でも1君が大好きだから。
でも、もう疲れちゃった。
私、福岡に行くね。そして、1君のこと、殺してあげる。
そうすれば、ずっと一緒に居れるよね。
大好きだよ」
だった。
俺は怒りよりも、殺すという単語に恐怖を覚えた。
だが、これは完全な殺人予告だろう。
さすがに警察も動いてくれるはず。
俺はその足で警察に向かった。
56:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:50:59.28 ID:JUFAFwNJ0
しっかり書いてくれ
支援!
59:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:05:21.18 ID:gRlmCOqV0
ありがとう。俺が今日用事あるんだww
早く寝たいけど、ここまで来たらしっかり書くよ。
警察には昔のメールを含めて、そのメールを見せた。
さすがに数人の警官が来て、「これはやばいな」とか話していた。
Aのことを色々聞かれて、会社にも連絡が行ったようだった。
だが、Aは仕事を辞めていた。
それもひどい辞め方だったようだ。
俺の名前をスプレーでロッカーに書いたり、俺と仲の良かった女の子に嫌がらせをしたりしたようだ。
俺に連絡が来なかったのはDさんの計らいで、会社が気を遣っていたようだ。
正直、そんな気は使わないでいいから警告してほしかった。
61:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:09:31.55 ID:kuDt9qI1O
ハッピーエンドを期待してる
62:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:12:48.38 ID:gRlmCOqV0
家に着いたのは日付が変わってからだったと思う。
Eさんは心配してくれたが、警察が動いてくれるってことで、安心しきっていた。
家に帰ると、俺の部屋の電気がついていた。
俺は馬鹿だよな。
Eさんだと思ったんだ。
俺の部屋は暗証番号式のロックで、その番号を知っているのはEさんだけだった。
元気よく「たっだいま~」と扉を開けると、部屋のソファーに誰かが座っていた。
だが、返事がない。
説明し辛いんだが、俺の部屋は扉を開けてキッチンがあり奥に居間がある。
今には扉がついているんだが、ソファーが見える位置にあるため影だけは見えた。
返事が無いので心配ではあったが、夜中田氏寝かけてるのかな。と思った。
居間の扉を開けると、A笑顔で座っていた。
ソファーの前のテーブルには包丁が置いてあった。
64:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:17:50.86 ID:PIk1/WQE0
65:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:18:30.83 ID:gRlmCOqV0
Aは笑顔で「おかえり」と言った。
ソファーの上で体操座りをしている。
俺は声が出ない。
ただ、テーブルの上の包丁に釘付けになていた。
Aは一瞬悲しそうな顔を浮かべて、包丁を手にした。
「ごめんね。私は1君が大好きなんだ。
他の方法が思い浮かばないよ・・・。
大好き。大好き。大好き。大好き。大好き。大好・・・・!!!!!」
狂ったようにその言葉を叫びだした。
俺は固まりながらも、これはヤバいと感じ、バッグを投げつけて走った。
靴も履かず、扉を開けようとした瞬間、Aが俺めがけて包丁を突き刺してくる。
間一髪で避けて、Aの腕を掴んだ。
66:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:23:22.82 ID:gRlmCOqV0
Aが叫んでいる。
力には自信があったが、喧嘩なんてしたこともないし、格闘技の経験も無い俺は落とし方なんて分からない。
それでも命の危険を感じた俺はAを思いっきり殴った。
とは言っても、本気では殴れていなかったと思う。
でも拳がめちゃくちゃ痛かった。
Aは倒れてうずくまる。
本気じゃなかったとしても、相手は小さい女の子だ。
男に殴られれば倒れるだろう。
俺は包丁を拾って、部屋を飛び出した。
部屋から300メートルほど離れたところで息を整え、110番して状況を伝える。
5分もたたずに、サイレンの音が聞こえた。
何台も。
67:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:28:54.66 ID:gRlmCOqV0
その後、Aは罪に問われた。
俺は起訴しなかったが、ことがことなので警察から起訴された。
殺人未遂、脅迫罪など。
結局、精神不安定状態だっただのなんだので、執行猶予つきの判決が言い渡された。
俺は一度だけ、証人尋問で裁判所に行った。
そこからは、「もう、関わりたくない」の一点張りで裁判の傍聴にも行かなかった。
68:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:30:57.19 ID:hnuNHcEm0
言わなかったのか
俺は包丁にEさんの血が付いてるのかなとか想像してしまった
でなければ暗証番号を突破したやり方がわからない
70:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:35:31.41 ID:gRlmCOqV0
これは分かった。
まぁ、俺が悪いんだがな。
暗証番号は俺の誕生日というなんともありがちな番号にしていたのだwwww
もうAが関わってくることはないと思ってたしな。
それでも、試しにやってみようと思ったAはすげぇよ・・・。
69:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:33:33.72 ID:gRlmCOqV0
両親が身元引受人として面倒を見ているんだとか。
もう今後一切俺たちに関わることはないだろう。
俺もEさんも福岡内だが離れた場所に転勤になった。
これでさすがのAも俺たちの居場所を知ることはないだろう。
今でも分からないことは多いけどな・・・。
そして、先日俺はEさんと結婚の約束をしました。
まぁ、いわゆるデキ婚ってやつだな。
恥ずかしい話だが。
それでも、望んでいた結婚だ。式も挙げられる。
そんな感じで、幸せな生活を今ではやってます!
では、長いグダグダ話を聞いてくださってありがとうございました!!
質問は受け付けますよい!!
71:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:36:01.67 ID:YR0MG0R90
結婚おめでとう
いいパパになれよ
72:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:37:45.36 ID:gRlmCOqV0
さすがに包丁持って追いかけてきたときは死を覚悟したよ。
ありがとう。いいパパになるよ。
73:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:41:15.26 ID:kagw6p+m0
75:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:53:42.59 ID:gRlmCOqV0
やめろ。まじでやめろ。
74:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:43:49.71 ID:hnuNHcEm0
俺も今日も彼女のところに行ってくることにした!
75:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:53:42.59 ID:gRlmCOqV0
ありがとう。
ほとんど事実だ。だいぶ端折ったけど。
メンヘラには気をつけろよ。
76:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:54:51.55 ID:gLsRVV9B0
78:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:00:26.01 ID:gRlmCOqV0
おい、やめろ。やめてください。
77:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 05:55:00.52 ID:lwA6Qiah0
時間ある時でいいから、いろいろ詳細ききたい。
78:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:00:26.01 ID:gRlmCOqV0
ありがとう。
詳細か・・・
Aが俺のアドレスを知っていたりしたのは、俺の友人(元)から聞いていたようだ。
その友人はいいところを見せようとしたのか、教えていたようだ。
もうそんなやつは友達ではなし、まぁ、Aは顔がかわいいから気持ちは分からなくもない。
6時半までなら質問受け付けるぞ
79:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:02:11.34 ID:VzTHFoWn0
80:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:04:34.42 ID:gRlmCOqV0
やめろ。マジで、やめろ。
84:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:15:48.03 ID:gRlmCOqV0
一応、歯磨いてもっかい見る。
85:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:15:58.20 ID:/bi6VI4hP
この後の1の結婚生活もまた波乱を窮めるのだった。
87:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:18:08.48 ID:gRlmCOqV0
なんだおまえら。
そういう流れか。
俺はそんなの求めてないぞw
88:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:23:24.14 ID:gLsRVV9B0
89:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:26:01.23 ID:gRlmCOqV0
書いたが、したぞ。
童貞を捧げた
91:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:27:10.78 ID:hnuNHcEm0
92:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:28:35.81 ID:gRlmCOqV0
本当にそれだ。
ま、入りにくい問題なのは分かるけどな。
98:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:35:36.97 ID:hnuNHcEm0
99:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:36:17.32 ID:gRlmCOqV0
記憶にない。
当初はオナヌーの方が気持いいと思った。
100:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:37:14.50 ID:gRlmCOqV0
読んでくれたやつらありがとう。
メンヘラには気をつけろよ。
本当に付き合った当初は気づかん。
おやすみ!
101:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:38:08.30 ID:hnuNHcEm0
102:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:38:49.62 ID:gLsRVV9B0
105:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:42:40.01 ID:hnuNHcEm0
最後まで怖いなおいw
107:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:44:35.98 ID:gRlmCOqV0
ちょっとはつつしめちくしょう。
あ、おやすみ
117:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 09:35:42.29 ID:1nQrj9AG0
遊びに行った先で偶然会うってのがあるから気をつけろよ
108:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:52:31.08 ID:4XxDg1xwO
109:名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 06:56:39.87 ID:MSWs8v61O
幸せになれよ
金魚飼い始めたったwwwwwww
星のカービィの初期デザインwwwwww
引用元:9年間に渡るメンヘラとの戦いを書いていく
まあ釣りだよな
返信削除大手企業で事務の女がスプレーで落書きしてクビとか2chのスレで話題になってるはずだし
または>>1が大手と嘘をついているか
そんな社員のスキャンダル、会社が外に出すわけ無いだろ。
削除それに一般人が知らない大手企業がいくらでもあることなんて常識だろ。
ところで全力で釣られるのがVIPPERだったんじゃないの?