1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:08:07.16 ID:9hQIw81q0
なお書き溜めはしていない模様
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:09:46.16 ID:9hQIw81q0
楽しく国際政治をウォッチできるようになろうよ、という主旨で解説しようかと思います。
まず覚えていただきたい言葉はこちら。
「戦争とは、広義の外交の一部であり、狭義の外交の失敗である」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:09:53.27 ID:hMS1+6KW0
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:12:34.13 ID:6IBYgk/P0
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:13:28.40 ID:9hQIw81q0
二つ以上の勢力が利害関係にあるとき、利害の調整が必要になります。
これが外交です。
利害関係というのは、価値のある不動産(領土)の所有権であったり、
有権者の支持を得るための「正義を行う必要」だったりします。
ここで話し合いで解決できたらお互いに一番安く済むので、まずは話し合いからはじめます。
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:16:08.07 ID:ZEHDYBfT0
セクロスの気持ちよさを語る童貞みたいな
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:16:46.60 ID:9hQIw81q0
という考えも勿論あります。あとは話し合いで出すネタが無いけど、
利害に関して妥協する余地が無いから殴るしかない、みたいな逆ギレです。
利害調整という目的を果たすための手段としての戦争、
これが「戦争は広義の外交の一部である」
になります。
でも話し合いでケリ付けるのは失敗しているわけで、これを指して
「戦争は狭義の外交の失敗である」
とかいいます。
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:19:43.22 ID:lj9ZTMnk0
添削してやろう
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:20:49.40 ID:VI6J1lpt0
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:21:28.25 ID:9hQIw81q0
内戦とかが始まったときの状況がわかりやすくなります。
だいたい「外交手段としての戦争のコストを安く見積もっちゃった」
か「戦争以外の手段が無いほど状況が悪い」かのどっちかです。
強者がはじめる戦争は前者、弱者がはじめる戦争は後者が多いかな。
ので、次から実際の戦争の話に入ろうかと
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:22:27.40 ID:RifZXV+R0
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:24:15.61 ID:6IBYgk/P0
子供が戦後いじめられたとかなんとか
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:25:57.82 ID:IC2KMMvN0
何でアドルフにしなかった
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:27:14.91 ID:6IBYgk/P0
間違えた
俺アホすぎる‥
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:25:59.68 ID:9hQIw81q0
すんませんそれさすがに軍事趣味の範疇じゃわかんねっす
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:25:06.54 ID:9hQIw81q0
という段階になります。
利害関係の調整なわけですから、最終的な落としどころが必要になります。
古典的領土紛争なら、「価値のある不動産を取得する」「価値のある不動産を防衛する」
みたいな。
フィクションでよくある、最終的な落としどころがよくわかんねぇ戦争というのは基本バカの想像なんで
滅多に発生しないです。 たまに発生します。
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:31:37.16 ID:9hQIw81q0
軍隊はそれにしたがって組織され、行動するわけです。
此処で初めてハードウェアとしての軍隊が出てきます。
例えば日本の自衛隊の場合、想定している戦争が詳細をぶっとばすと
「国土・国民の防衛」なんで、それに適した組織と装備になっています。
※予算の許す範囲で
地球の裏側に派兵したり敵前強襲上陸したりとかを考えていないのでそういう組織も装備も無かったというわけです。
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:36:55.61 ID:9hQIw81q0
中国が本格的な空母を作りたがっているのを見て、
ああ、外洋に出て作戦できるだけの戦力が欲しいんやなぁとか、
韓国がイージス艦作ってるのを見て、ああ、北朝鮮相手の戦争では出番のない艦を作るってことは
北朝鮮以外の仮想敵を想定してるんやなぁとかがわかるようになります。楽しい。
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:41:21.65 ID:9hQIw81q0
兵器のスペックとかにばかり詳しくなっちゃって変な方向に行っちゃう人がいます。
細目はわかるけど基本は興味ないみたいな。趣味なのでありといえばありです。
でもこの辺を押さえておくと個々の戦場や戦闘についても裏の意図とかが見えてくるので楽しいと思う。
次は戦争の終わらせ方について。
戦争の終わらせ方は雑把に分けて二種類あります。
完 全 勝 利
または
適当なところで交渉に戻って握手
です。
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:43:36.68 ID:9hQIw81q0
一方の主張が全部通って負けたほうはぐぬぬってなります。
普通は適当なところで交渉となります。
というか、一般的な戦争はある程度殴り合って戦争勃発前の交渉の前提をかき混ぜたあとに
再交渉するものです。
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 17:18:43.00 ID:UUP/XHq5i
日本は無条件降伏してなくね?
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:45:42.96 ID:9hQIw81q0
憎しみが憎しみを呼んだー、いつまでこの戦いは続くんやー、
みたいなのがありますが、普通はそんな状況にはなんないです。
あ、いわゆる低烈度紛争とか国家総動員体制下の全面戦争だとそうなりますが、
基本的にはそんなのは例外です。
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:47:44.42 ID:rDWSVIHc0
早く軍事の話にいってくれ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:44:27.35 ID:j1MIGkEQi
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:50:59.57 ID:9hQIw81q0
空母の運用に対する誤解っすね。
太平洋戦争から空母対空母で戦う印象が強いですが、
空母の最大の価値は
「航空機を集中運用できるプラットフォームを迅速に再配置できる」点です。
というか空母の集中運用で敵基地襲撃を果たした日本でその辺の解説が無いのが問題なんですが。
敵国の海上部隊を排除して敵国沿岸に空母を配置すれば対地支援し放題とか、
アメリカさんが良くやる手ですね。
糞柔軟で糞強力な空母という存在を潰すためにミサイル飽和攻撃とかが出てきて、
それを防ぐためにイージス艦が出てきたわけでして。
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:53:06.29 ID:af2GhxhK0
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:56:23.02 ID:9hQIw81q0
日本軍みたいのが復活して戦前に、ってのがあいまいすぎるっすね。
具体的な戦前のイメージがわかんないっすけど、
少なくとも徴兵制は現代の日本の産業構造じゃ無理だしあんまり効果が無いです。
ついでに自衛隊は志願制で回ってるんでいまさらっつーか。
また、上でちょいと書いた「想定している戦争」が変わらない限り
憲法変えてもたいして問題ないっすよ。
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 14:58:52.29 ID:9hQIw81q0
例として古典的な
・価値ある不動産(領土)の取り合い
・陸戦主体
についてやります。A国がB国の実効支配地域を攻めるとかしましょうか。
この場合、A国軍がわらわら~っとB国領に攻め込みます。
ここでよくある間違い
・A国軍の侵攻に対し、B国軍が抵抗しなければ戦闘は発生しない
・戦闘が発生するのは、あくまでB国軍に抵抗の意思と能力がある場合
この辺で無防備都市宣言とかが出てくるので次で解説します。
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:06:51.68 ID:9hQIw81q0
資源や都市等価値ある不動産があります。
ここで戦闘が発生するのは
1、該当地域のB国軍に抵抗の意思と能力がある場合
2、該当地域のB国軍に抵抗の意思はあるが、能力が無い場合
3、該当地域のB国軍に抵抗の意思が無いが、能力はある場合
4、該当地域のB国軍に抵抗の意思が無く、能力も無い場合
の1のパターンだけになります。2は戦闘っつーかボコられて終わります。
3のパターンは、大きな戦略の一部として防衛を放棄し、
A国の占領後に逆襲を試みる場合等です。この場合は戦力を温存するために戦闘をしません。
4のパターンは、そも抗争地域に軍隊が足りない場合です。どうしようもないです。
で、いわゆる無防備都市宣言は2の場合に出ることが多いです。
都市の首長が、自国軍の抵抗による都市防衛の成功を低く見積もり、
防衛戦闘による荒廃よりも占領受け入れを選んだ場合、
敵国、ここではA国軍に対し、抵抗しないよー、攻撃はヤメテーと宣言します。
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:08:46.14 ID:9hQIw81q0
・・・いましたが。うん。
日本って戦争中なんだなぁって思いました。
っつーか誰だよあんな余計な知恵付けた奴。馬鹿じゃねぇの
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:13:05.51 ID:9hQIw81q0
映画とかの戦闘ってだいたい都市じゃなくて荒野とか平原とか山とか、
少なくとも人の少ないとこでやってますよね。なんでじゃろ。
要は、守りたいものがあるからってそこで守る必要ないっていうか、
もうちょっと前の方で守りたいからです。守にしても余裕が欲しい。
サッカーでゴール守る必要があるからってゴール前に固まる必要ない、
ライン上げろやっていうアレです。
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:14:04.64 ID:qH21e3TD0
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:14:12.71 ID:rDWSVIHc0
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:15:32.78 ID:9hQIw81q0
B国側の軍隊は、A国はこの辺を欲しがってるからこの道をくるじゃろな~、
じゃあこの辺に防衛部隊置かんとな~、
てな具合で部隊を配置します。
A国側もB国の動きを想定して、この辺に防衛部隊いそうだしどうしよっかな~、
とか考えます。
これでやっと軍事物レベルまで降りてきました。
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:16:03.68 ID:HhG+R1+Z0
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:17:07.18 ID:9hQIw81q0
ジュネーブ条約の条項ですよん
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:22:15.22 ID:9hQIw81q0
軍隊と軍隊が向き合って~ってな状況になりました。
ここで、攻め込むほうの考え方は大きく二通りあります。
一つは、敵野戦軍の撃破を優先すべし。
なぜなら防衛戦力を撃破すれば目的である不動産確保を邪魔するものはいなくなるから。
一つは、目的である不動産確保を優先すべし。
別に敵野戦軍と無理に戦う必要はないじゃん、ささっと根拠地取っちまおうぜ。
第二次世界大戦末期のベルリン攻防戦について、アメリカが前者の考えでソ連が後者の考えでした。
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:27:07.09 ID:9hQIw81q0
軍隊の仕事は戦闘じゃなくて戦争に勝つことなんじゃよ~、
戦闘はあくまでも一手段なんじゃよ~、ってことです。
例えば、第一次世界大戦では「敵の最も強力なところにこっちの最も強力な部隊を叩きつける」
みたいな戦略が結構ありました。死屍累々でした。
第二次世界大戦で有名になった電撃戦はこの発想に対するアンチテーゼの一つで、
「敵の一番弱いところブチ抜いて敵根拠地ズタボロにしてやろうぜww」となります。
こっちのほうがいいじゃん。
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:31:58.43 ID:9hQIw81q0
「軍隊は人殺しを目的とした組織ではない」
「軍隊が人を殺すのは手段であり、目的ではない」
まぁ死ぬのは仕事なんですが。
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:37:18.99 ID:HI9JTjPA0!
死ぬのは仕事じゃありません
任務の遂行と達成が仕事です
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:32:43.88 ID:rDWSVIHc0
言葉には気を付けれ
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:35:30.39 ID:9hQIw81q0
戦車だー、飛行機だー、とか面白おかしく格好いい乗り物がいっぱい出てきましたが、
あくまでもそれをつかって何をするべ、ってことが重要になります。
例にあげているA国とB国の領土紛争という戦争を例に取ります。
この戦争で、たとえば戦闘機が役に立つのはどういう状況か?
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:43:19.33 ID:9hQIw81q0
「はーい!戦闘機の仕事は戦闘機と戦って落とすこと!」
でした。だからなんで戦闘機と戦闘機で戦うんだよこの野郎。
要は、この手の古典的戦争における航空機の役割は地上部隊の支援になるわけです。
偵察機を飛ばして敵情を図る、対地攻撃機を飛ばして火力支援を行う等。
戦闘機・迎撃機はそのとき初めて出てきます。
それに対して、護衛のための戦闘機だの戦闘機を落とすための戦闘機だのを
双方が出して初めて空中戦が発生します。
※戦略爆撃とかが絡むとまた別の話になる
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:49:13.69 ID:9hQIw81q0
受け()か攻め()かで装備の質が変わるわけです。
韓国が空中給油機買ってどうすんだよみたいな。
このへんを考えるようになると、オスプレイさんとか
在日米軍の部隊編成とかが面白く見れるようになります。
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:46:59.41 ID:99V4WBEo0
まぁ比重の問題だが
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:50:32.99 ID:jRLKYevd0
昔は重戦と軽戦という分け方があったけど今はもうない
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:51:14.33 ID:9hQIw81q0
うーん、戦闘機は超イカすし好きですけど、あくまでも主役じゃなくて
超重要な脇役って認識っすね。この辺は僕の認識間違いの可能性もあるんで流していただきたく
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:49:24.83 ID:rDWSVIHc0
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 15:53:15.65 ID:9hQIw81q0
あ、ちょうど言葉が出たので乗っかります。
要は空で好きなときに好きなことをしたい、そのために邪魔が入ったら
力づくで排除する、そのための戦闘機だぜーっていう話です。
対地攻撃ハァハァ
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:00:26.93 ID:QjBNLmoO0
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:04:47.56 ID:fdnH1DhS0
アメリカはタリバン兵を一人残らずぶち殺す気だと思う
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:07:14.48 ID:DJJF/ep40
目的が宗教、民族絡みなら根絶やしだろうな
現代ならそういうのはいろんな問題があるからないだろうけど
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:01:19.51 ID:Cac7mL3k0
そんな野蛮なもの先進国がもってちゃいけないよ
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:01:24.37 ID:9hQIw81q0
さー戦争だー、戦車だー、飛行機だー、大砲だー、とかやります。
防衛側は敵の攻撃の意思を砕くまで、
または外交で敵が引くまで持久する必要があります。
防衛側は自然の要害(河川、丘陵、森林等)や、
野戦構築した陣地(塹壕等)、
永久陣地(要塞等)をもって敵に対抗します。
なぜこういうものが必要なのかといえば、敵の砲火から身を隠すものがあれば
それだけ生存率が上がるからです。あたりまえやな。
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:06:07.78 ID:9hQIw81q0
敵砲火に身をさらすと死ぬ
→なるべく投射影(敵から見える面積)を減らしたい
→伏せたり地面に穴掘って埋まる
→自然物を利用したり、自然物を加工したり、いっそ自分たちで作る
という流れが起きました。ここでついでに発生した問題点が
・機動力ダダ下がり
・戦線がうごかにぃ
です。
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:18:35.24 ID:9hQIw81q0
歩兵で突破するには防御力がベラボウ過ぎて無理~って流れです。
しかたがないのでイギリス人が戦車を作りました。
戦車の登場は、戦場に機動力を再びもたらしました。
これはまた、歩兵戦力が戦車の機動力に追従する必要から、
歩兵部隊の自動車化・機械化をもたらしました。
杏子に 強固に構築された防衛陣地は未だ充分な威力を発揮しますが、
それだけでは防衛が不可能になりました。
攻撃側に火力と機動力がある以上、防衛側にも同等の火力と機動力が必要になるからです。
攻撃側の柔軟な機動に対して、柔軟に対応できる戦力が必要なわけです。
日本にはなぜか戦車不要論者がいっぱいいますが、僕は頭が悪いので敵戦車に戦車以外の手段で、
それなりのコストで対抗する手段が思いつきません。
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:25:49.39 ID:DJJF/ep40
ただ日本は島国だし
敵が戦車で乗り込んでくる状況になったらもう終わりな気がする
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:26:49.57 ID:RifZXV+R0
戦車に海渡らせるには、それなりの交通手段が必要だし
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:45:54.56 ID:9hQIw81q0
日本に戦車があることで、侵攻側には戦車が必要になり、
結果侵攻コストが馬鹿高くなるというメリットがあります
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:22:33.06 ID:9hQIw81q0
アフガニスタンでカナダ軍が「やっべ戦車マジ必要だわ、議会ちゃん戦車買って買って~」
したのとか、
シリア内戦でシリア軍の市街戦における戦車運用がイカス!とかが有名でしょうか。
正面からの火力の応酬以外でも、戦車は役に立つというのが戦場で証明されております。
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:23:26.46 ID:99V4WBEo0
テロリストが用意できる武器には限りがあるから、それらに対抗できる兵器を備えておくのは無駄ではないかと
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:24:56.22 ID:Cac7mL3k0
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:25:05.28 ID:RifZXV+R0
パイナップルARMYだったか
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:27:06.63 ID:jRLKYevd0
マスターキートンのイラクに英王子助けに行く話
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:27:46.42 ID:RifZXV+R0
㌧クス
面白かったわMASTERキートン
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:29:04.48 ID:DkbfpSSq0
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:29:51.24 ID:9hQIw81q0
・攻め方と守り方が居て
・攻め方は不動産の確保が目的で
・守り方はそれをふせがにゃならん
んで、基本的に日本の自衛隊が想定しているのってこの古典的な戦争そのものなんですよね。
最近は離島防御だー、ゲリコマ対策だーしてますが、基本はこれになります。
また、日本特有の問題として、旧ソ連が仮想敵だったため、核攻撃対策が必要だった点があげられます。
これは現代の陸上自衛隊の編制が、大隊結節が存在せず、連隊の下に中隊が直接ぶら下がっているあたりに名残があります。
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:35:05.85 ID:9hQIw81q0
これ自体は健全なんですが、今の自衛隊のあり方とか戦争ってなんじゃろなみたいな
基礎を押さえずに、感情だけで反対している方が多い印象を受けます。
大雑把に、共産党は軍事を理解した上で、下の連中向けにあえて適当な反対を出しているように見えます。
あの人たちの情報収集能力はたいしたものです。(陸自の情保隊がらみとか)
社民・民主系の人たちは駄目な感じですね。批判するものの勉強すらしてない感じ。
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:31:29.37 ID:RifZXV+R0
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:41:58.55 ID:9hQIw81q0
ちょうど書こうと・・・乗っかります。
まずは一般教養としての軍事ネタ(僕がこのスレで書いた、夏休みの宿題レベルのブツ)
をもうちょっと国民に展開することが一つ。
嫌悪感や感情で反対しているうちは議論が進みません。
もう一つは、自衛隊が想定している戦争がどういうものかと周知し、
一部の方が騒ぐような軍国化には繋がらないものだという理解を得ること。
最後に、旧軍の過度な美化をやめることかなぁ。
日本のために戦った方々を貶める気はさらさらないですが、
当時の戦争指導はぶっちゃけウ●コでしたし、実際に戦争に負けています。
靖国にお参りは大賛成ですけど、旧日本軍はアカンかったという事実を、もっと軍事面から
一般に周知したほうがいいと思います。誰か小林よしのりとかを何とかしてください。
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:47:29.28 ID:rDWSVIHc0
全然”軍事的”課題でもなんでもないわけだが
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:56:02.78 ID:9hQIw81q0
あ、すいません。
軍事的ってのが純軍事的な意味なら自衛隊は充分機能しているので、
現状で問題ねぇです。今弱いのは補給がらみかな。
あとは個人的な感想で
陸自:普通科部隊の機械化が弱い。ちょっと前まで普教連一中が完全徒歩部隊だったぐらい
空自:戦闘機マフィア強すぎぃ!もっと対空ミサイルとか増やそうぜ。あとあの元空幕長を誰か止めろ。
海自:通信システムを他幕と統一しろ頼むから
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:56:42.34 ID:9hQIw81q0
ニュースとかで戦争が~とか在日米軍が~とか言い出したときに、
「この戦争(部隊)はどういう背景でこうなってるんだろうなぁ」
というのを少し意識していただければ、ニュースを見るときもう少し面白くなります。
軍隊が住民を虐殺するみたいなイメージで語る人が居ますが、
それは軍事作戦として有効だから行ったか、統制が崩壊して結果として虐殺になったわけです。
戦争とか軍隊も普通のことなんで、家族が巻き込まれでもしないかぎり、
もう少し気楽に見てはどうでしょうか。
どっとはらい
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 17:02:26.26 ID:JNx1PjyY0
乙乙
分かりやすくするための、説明することとしないことの取捨選択がうまいと思った
使う言葉もフォローやツッコミ入れなきゃいかんと思うほどのはなかったよ
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 17:07:27.45 ID:5wgE1K4B0
徴兵制議論とかも徴兵制は無意味だからありえない派と無意味だから辞めよう派がお互いを否定しあってる
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 17:10:05.10 ID:rDWSVIHc0
だったらやっぱ政治に関する私見は出さない方がよかったな
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/21(水) 16:23:55.04 ID:MUGB8USg0
引用元:ワイが軍事の基礎の基礎のそのまた基礎を解説する
面白いんだけど自衛隊を国防軍にする意味が何処にあるんだろう。
返信削除組織的には現状で問題ないなら、
結果的に軍事的衝突が発生するリスクを高めそうな国防軍への改組の理由が分からない。