2012年4月6日金曜日

初恋の話を淡々としていく

1:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 02:57:42.12 ID:F9+YiFkU0

深夜だし書き溜めなんてしてない
寝れないし時間があるのでまったり書いていきます

すぺっく
25歳、女、地方でOL
幼いころから人の顔色伺う八方美人


私は母子家庭で
母親は昼も夜も働いていたので
自分でできることはなるべく自分で頑張ろうとする子供だったらしい
別にそれが苦だと思ってなかった
むしろ母親の負担が少しでも減るならと思い
朝ご飯作るのも掃除も洗濯物畳むのも率先してた



2:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:03:59.72 ID:F9+YiFkU0

ある日母親が再婚しようかと思ってると私に相談してきた

私小学3年生のときである

最初は戸惑ったけど
父親って存在に憧れもあったし
その母の再婚相手には何度か会ったことがあって
いい人だなぁと感じていた
(禿げてたけど)
何より再婚することで母がちょっとでも
自分の時間作れるならと思ってた

そして母再婚
私が小学6年になる前に3人家族になった


4: 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/04/02(月) 03:13:13.23 ID:O3EMylMm0

ふむふむ




5:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:13:45.07 ID:F9+YiFkU0

新しいお父さんは一緒に暮らし始めてもやはりいいお父さんだった
母親はそれまでの仕事を辞めてスーパーのパートを始めた
(それまでは看護師とスナック勤め)

休みの日は遊園地や動物園に連れてってくれた
母と一緒に作ったお弁当をお父さんはすごく褒めてくれた
すごく嬉しかったし、母も「1はほんといい子」って言ってくれた


中学1年はお父さんの仕事の都合で引っ越すことになった


6:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:19:49.34 ID:F9+YiFkU0

仲の良かった友だちと離れるのは辛かったけど
手紙いっぱい送るから!とか電話するね!と言ってくれたので
彼女たちとは永遠不滅の友情でつながってるんだもんねと思ってた

半年もしたら手紙の返事こなくなったけど。。。


9:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:28:24.71 ID:F9+YiFkU0

引越し先はものすごい田舎だった
都会とまではいかないものの、そこそこな都市で
生まれ育った私にとっては衝撃的なほどの田舎


まずコンビニなんてものはない
それに相当するのは朝10時から夜6時までという営業時間の商店
そこには本もちょっとだけ扱ってて
愛読してたりぼんという漫画雑誌を発刊日に買いに行くと
なかよし(同じく漫画雑誌)しか置いてなかった
しかも前の月のものだった
「あれ?おばちゃん出し忘れてる?」と思って聞くと
りぼんは取り扱ってないとのことだった
しかも基本雑誌は半月遅れで入荷するらしいのだ
りぼんを楽しみに暮らしてた私のとってはものすごくショックだった
しかもようやく


8:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:23:25.27 ID:td9QbZgMO

なによ!わたしなんか恋愛できないのに!


12:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:35:21.58 ID:F9+YiFkU0

>>8
私も今は恋愛に遠ざかってますw


学校は1学年1クラスしかなかった
うちの学年は25人くらいいたが
他の学年は10人しかいないときもあった

校舎はかっそかそな学校で生徒数も少ないくせに新しくてきれいだった
聞くと10年前に改築したらしい
なんだかすごくアンバランスに感じたことを覚えてる


14:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:43:03.77 ID:F9+YiFkU0

アニメでよく見るように担任の若い男の先生が私の名前を黒板に書く
そして
「今日から新しくクラスに入る1さんです、じゃあ1さん一言お願いします」と言った
(本当はもと方言入りまくりだけどw)


うわーwwアニメの転校生みたいwwwと舞い上がりつつも
前日家で練習してきた自己紹介をする

「○○からきた1です、好きな教科は国語で好きなスポーツは一輪車です」
「まだこっちのこと知らないので教えてください、よろしくお願いします」


16:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:53:51.95 ID:F9+YiFkU0

新しいクラスメイトがパチパチパチと拍手してくれ、
私は空いている席に座らされた
このクラスは机をコの字型に配置してて私の両隣は女の子だった

一人は体の大きい運動できそうな子、
もう一人はメガネで恥ずかしがりっぽい子だった

続けてクラスメイトから私に自己紹介を順番にしてくれた
ここでなんとなくクラスのムードメーカーくらいは掴めた


17:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 03:57:44.16 ID:F9+YiFkU0

そして私の後ろの席の男の子に順番が回ってきた

「学級委員長の原田です、わからないこととかあったら聞いてください」

短いけどしっかりとした声だった
そして他の子ほど訛りがないなーと思った
それが彼の印象だった
後ろの席だったので顔はあまり見なかったw


18:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:04:10.13 ID:F9+YiFkU0

休み時間に何人の女の子が私の席に来てくれて

「名前かわいいねー」
「○○っちって呼んでもいい?私は●●って呼んで!」
「○○に住んでたんだよね?いいなぁ、すごい都会っ子だね!!」
「家、神社の近くなんだよねー?」

等とたくさん話しかけられた

素直に嬉しかった
正直友だちできるか不安だったからね


その日の夜お父さんと母親に
「いっぱい友だちできたー!」と報告した
二人とも「よかったねー今度家に連れておいで」と言ってくれた


19:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:17:28.93 ID:F9+YiFkU0

1ヶ月もすると私はすっかりクラスに溶け込んでいった

仲のいい友だちもできた
まゆちゃんという背が小さくていつもツインテールにしてる女の子だ

学校の校則で髪を結ぶゴムは黒かこげ茶と指定されてたんだけど
学校の帰りにまゆちゃんに薄ピンクのかわいい髪ゴム(シュシュに近いかも)をあげた
まゆちゃんはすごい喜んでくれて
私も当時ポニテにしてたので
「今度遊ぶときお揃いで付けようねー!」と約束した


20:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:26:04.10 ID:F9+YiFkU0

そしてその週の日曜日
私はポニテにまゆちゃんとお揃いの髪ゴムをつけて
待ち合わせ場所の神社に行った


1「まゆちゃん!」

ま「あーひなっちごめん!」

1「ん?」


まゆちゃんの謝罪の意味はすぐわかった
お揃いでつけるといった髪ゴムをまゆちゃんはしてなかった


ま「あ、あのね髪ゴムお母さんに取られちゃった・・・ごめんね・・・」


なんとなくまゆちゃんは嘘ついてるなぁとピンときた

あげたときあんなに喜んでくれたのに何でだろ?
もしかして私とお揃いなのが嫌だったのかな?と思ってしまった


1「あ、、、そんなのいいよー!大丈夫!はは!!」


21:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:29:32.77 ID:F9+YiFkU0

ま「次は絶対付けてくるからね!ほんとごめんね!」

理由はどうあれ、懸命に謝るまゆちゃん見てると
逆にこっちが申し訳なくなった

それから私の家に行ってゲームしたりして遊んだ
遊んでるうちに髪ゴムのことなんてどうでもよくなってたが
次の週もまゆちゃんは髪ゴムを付けてこなかった


24:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:36:29.39 ID:F9+YiFkU0

そしてある日、普段通りに授業を受けてたら
思いがけないところでまゆちゃんの髪ゴムを発見することになる

なんでそこを見てしまったのかはわからない

でも見てしまったんだ


私の隣の席の体の大きい子のリュックのポケットから
見覚えのある薄ピンクの髪ゴムがはみ出してたんだ


25:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:44:33.38 ID:F9+YiFkU0

授業の間先生の話なんて聞かずにずっと考えてた

あれってまゆちゃんにあげたのやつだよ・・・ね・・・?
なんでゆめこちゃんが持ってるんだろう?

あ、もしかしたら偶然同じものなのかも?!
でもあれってお父さんが出張のおみやげで買ってきてくれたのだし・・・

といいことはやっぱりあれは・・・・

で、でもゆめこちゃんも偶然同じところで買ったかもしんない!


と堂々巡りをしてると授業も終わってしまった

ゆめこちゃんは休み時間にいつも席を離れて友達のところに行ってしまうので
私は今聞くしかないと思った


26:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:49:40.05 ID:F9+YiFkU0

1「ゆめこちゃん」

ゆ「なにー?」

1「あ、あのね、もしかしてゆめこちゃん薄ピンクのふわふわした髪ゴム持ってる?」

ゆ(ちょっとムッとして)「え?なんで?」

1「あのね、私まゆちゃんに髪ゴムあげたの お揃いで付けようねって」

1「でもまゆちゃんお母さんに取られたらしくて・・・」

ゆ「それは!まゆが悪いんじゃないの?!!」


ゆめこちゃん急に大きい声出すからびっくりした


27:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:53:27.88 ID:F9+YiFkU0

ゆ「もしかして、ひなっち私がまゆから取ったって言いたいの??!!」

1「ち、ち、違うよー!そんなんじゃない!!」

ゆ「じゃあ、何が言いたいの?!!」

1「あ、あの同じのだったら嬉しいなぁ・・・って・・・」


もはやゆめこちゃんの気迫に押されて
言いたいことが言えなくて自分でも何言ってるかわかんない状態になった


29:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 04:57:15.54 ID:F9+YiFkU0

ゆめこちゃんの声が大きいもんで
私たちのいざこざはすぐ教室の注目を浴びる

幸いにもまゆちゃんはトイレか何かで席を外してたのが幸いだった


ゆ「は?意味わかんないんですけど?!何言ってんのこの子?!」

1「あ、あ、え・・・ご、ごめん・・・・」

涙目の私

あー・・・・言うんじゃなかった・・・・
せっかくクラスの子と仲良くなったのに・・・
当時の私はクラスの全員と仲良くなりたい、
ていうか一人でも嫌われたらやってけない
くらいに思ってたので
ゆめこちゃんを怒らせてしまったことを自分の過失と思った


30:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 05:07:09.57 ID:F9+YiFkU0

もういいや!
謝ってゆめこちゃんに許してもらおう!!

「ゆめこちゃん、ごめんね!」と言おうと思った瞬間、


「おい、ゆめこ 返せよ」

後ろの席から原田くんが言った


ゆ「何よ、私取ってない!」

原「お前が髪ゴム持ってるの一度も見たことないぞ いいからさっさと返せって」

ゆ「・・・・」(ゆめこちゃん涙目)


原田くん、勝手にゆめこちゃんのリュックを開けて探し始める
原田くんがリュックの中をひとしきり見て
ポケットを覗き、髪ゴムを取り出した


原「はい」(私に向かって投げる)

ゆ「・・・・」

1「あ、ありがとう・・・・」


すごくきまずい空気が流れるが原田くんは気にせず
仲のいい男子の席に言ってしまい、
様子を見てたクラスのみんなはじわじわと
おしゃべりのトーンを上げ始めた


32:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 05:15:34.91 ID:F9+YiFkU0

その日私は怖かったのでゆめこちゃんから
やや机を離して残りの授業を受け、そそくさと家に帰った

夕ご飯でいつも学校であったこと、友達にこんなこと教えてもらったとか
たくさんお父さんと母親に報告してたんだけど
その日は気持ち少なめ、かつ内容薄めだった


翌日教室に入り、近くにいた女子の友だちに挨拶した

1「おはようー!」

クラスメイト「・・・・」


あ、あれ 聞こえなかったかな・・・

1「○○ちゃんおはよっ!」

クラスメイト「・・・・」


33:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 05:22:22.32 ID:F9+YiFkU0

2度目は名指しで挨拶したから聞こえてないはずはない
これは無視されてるなぁと感じた

原因は昨日のあれだよな・・・

声をかけたその子はゆめこちゃんと比較的仲がいい(部活がゆめこちゃんと同じ)から
昨日のことで私のこと嫌いになったんだなと思った
でもいずれ収まるでしょと思ってた


隣の席のおとなしい子がすでに席に座ってた

1「○○ちゃん、おはよ」

おとなしい子「・・・・・」



私が甘かった
ゆめこちゃんはクラスの子全員に私を無視しろって言ってる

ショックというより絶望でしかなかった


35:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 05:27:50.50 ID:F9+YiFkU0

その日は普段私の席にくるはずのまゆちゃんも
他の友達も誰も来なかった
というかクラスの女子からはガン無視だった

その夜の報告会は授業でいっぱい手を挙げたこと、
帰りにおばあちゃんとお話したことくらいしか言わなかった


その次の日も、また次の日も無視されてた

さすがに数日続くと男子も気付いてた

みんな「気の毒に・・・ゆめこは怖いからなぁ・・・・」と言ってた


だんだん報告会でありもしない話をでっち上げて話すようになった


34:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 05:27:22.01 ID:FUnkHQAh0

ちびまる子ちゃんのみぎわさん想像しちゃった


36:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 05:39:54.55 ID:F9+YiFkU0

>>34
意地悪だし自己中だとは思うけどブサイクではないと思うよw
体格はよかったけどね


クラスの女子から無視された週の金曜日の夜
思わぬ人物から電話がかかってきた


1「も、もしもし」

?「あ、原田だけど1さん?」

1「うん・・・」

原「今お母さんとか近くにいる?」

1「あ、今自分の部屋だからいないけど・・・」

原「ならいいや ゆめこに、っていうかゆめこのせいで女子から無視されてるよね?」

1「え?あ・・・そ、そんな感じ・・・」

自覚はしてたけど人に言われるのってなんか突き詰められてるみたいで辛い


37:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 05:46:14.20 ID:F9+YiFkU0

原「俺がゆめこに言っとくから」

1「え?でも原田くんに迷惑かかるんじゃ・・・」

原田くんに迷惑かけたくないって言うのもあったが
私はまた原田くんにかばってもらうと
次は無視どころか危害が加えられるようなイジメを受けるんじゃないかと心配した

なんか自分のことしか考えてないガキで嫌だwww


原「全然迷惑じゃないよ じゃ、また月曜ね」

1「あ、うん 月曜ね・・・」



翌週の月曜、学校に行くと先週の無視が嘘のように
まゆちゃんはじめ半数くらいのクラスの女子を話すことができた

ゆめこちゃんとゆめこちゃんが所属する陸上部の子には
相変わらず無視されてたけど
でも、それでも嬉しくてまゆちゃんと二人で話すときちょっと泣きそうになった


40: 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2012/04/02(月) 10:30:52.12 ID:JaPe8WWN0

原田泰造いいやつだな(´・ω・`)


42:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 11:53:29.13 ID:0hNwy5Uq0

さすが泰造


50:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 23:38:07.78 ID:7yPKgZxR0

まゆちゃんから聞いた話だと
やっぱり、ゆめこちゃんに髪ゴムをとられたらしい
私を無視しろって言ったのもゆめこちゃん
ほんとごめんなさいって何度も謝られた


52:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 23:49:52.20 ID:7yPKgZxR0

怒りはなかった
ただ前のように普通に話できるのが嬉しかったなぁ

そしてわたしはゆめこちゃんがクラスを牛耳ってることを知ることになる

まゆちゃんの話では
田舎で子供の数も少ないのでイジメらしいイジメはなかったらしい
でも小さい頃から、ゆめこちゃんは特別な存在で
「お友達、特にゆめこちゃんとは仲良くしなさい」
と両親に口を酸っぱくして言われたらしい
なので町の子供たちはほぼ全員ゆめこちゃんのイエスマンだとのこと


53:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 23:54:40.74 ID:7yPKgZxR0

ゆめこちゃんの家は
町の中でも一番か二番の地主さんで
簡単に言えばゆめこちゃんは超お金持ちの娘さん

しかもゆめこちゃんのおじいさんかひいおじいさんかは
村の功労者(何したかはまゆちゃんも詳しく知らない)で
村長さんも頭が上がらないとかっていう噂らしい

とにかく私たちとゆめこちゃんの間にある
見えない格差はこの町では当然のことで
まゆちゃんだけじゃなく他の子も何もおかしいと思うことはなかったらしい


54:!omikuji:2012/04/02(月) 23:58:30.18 ID:JaPe8WWN0

まってたぞ‼
みぎわ金持ち野郎かww


55:名も無き被検体774号+:2012/04/02(月) 23:59:10.73 ID:7yPKgZxR0

ま「でもゆめこちゃんが唯一敵わない子がいるよー」

1「えー誰それー?」

ま「原田」

1「へー」

ま「なんか噂だけどゆめこちゃんと原田ってイイナズケらしいよ」

1「イイナズケって結婚するってこと?二人は両思いなの?」

ま「たぶんね!」


許嫁なんてまるで漫画だなぁ・・・


56:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:00:21.71 ID:r4vgI2Su0

イイナヅケwww


57:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:08:59.17 ID:HcvCO/qs0

1「そういえば金曜日原田くんから電話かかってきてゆめこちゃんに言っておくって言われた」

ま「そうなんだー!イイナズケだもんね!」

1「そうだねー」


そのあとに原田くんに「あの、ありがとう!」とだけ言った
彼は「うん」とだけ言ってた

その後席替えがあったのもあり
私はゆめこちゃんになるべく関わらないように生活した


58:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:16:31.84 ID:HcvCO/qs0

中2になると突然私にモテ期がくる

きっかけは多分髪を切ったこと
今までは長い髪をオールバックで無造作に
後ろで結ぶというオバサンスタイルだったのだが
前髪を作り長さを肩くらいに揃えたら
すごく印象が変わった

お父さんも「なんか若くなったなww」と言ってくれた


59:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:24:37.24 ID:HcvCO/qs0

最初の変化は
3年生の男子が私たちの教室にやってきては
ちらちらこっちを見て話してること

無視事件があったし、よく知らない子に見られるのは気分はよくなかった

次の変化は
クラスの友だちが
「○○(同じクラスの男子)がひなっちのこと可愛いって言ってるよ!」
とはやし立ててきたこと


誰が誰のこと好きって話はよく話したり、聞いてたけど
その話題の中心に自分が出てくることは今までなかったので戸惑った

そしてその噂は一気に小さなクラス中に広まった


60:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:32:36.01 ID:HcvCO/qs0

その噂は

ひなっちのこと可愛いと言ってた

ひなっちのこと好きだと言ってた

ひなっちも好きだと言ってた

両思い

という風に変わって広まっていった
私は何も言ってないし、
私のこと可愛いと言ってるらしい男子とは話すらしてないのにねw


そんな中、学校帰ろうと教室出ると
原田くんに呼び止められた


61:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:37:22.33 ID:HcvCO/qs0

原「あのさ、これ帰ってから読んで」

1「え?何これ?」

原「じゃ、ばいばい」

1「え?ばいばい」


原田くんは私に一冊のメモ帳を手渡し、ダッシュで部活に行った


言われた通り家に帰ってから中見ようと思ったが
気になるので帰り道歩きながら読んでしまったw




○○と付き合ってんの?
       ↓


62:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:39:21.32 ID:w9AJ87fc0

きたー


何かが


63:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:41:51.38 ID:ArMINtI50

あ、俺ニヤニヤしてる


64:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:42:20.43 ID:HcvCO/qs0

↓ってことは下に返事書けってことかな・・・

これってどういうことだろう・・・
なんで原田くんがこんなこと聞くのかな
原田くんはゆめこちゃんと付き合ってるし、まさか私のことなんて好きにならないし・・・・


とりあえず私は


付き合ってないよ



とだけ書いて翌日原田くんに渡した

その日の帰り、またも原田くんに同じメモ帳を渡された

中には



付き合ってないなら付き合ってないってちゃんと言ったほうがいいよ。



と書いてあった


65:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:47:54.52 ID:HcvCO/qs0

翌朝、私は何も書かずに原田くんに渡した

そして1時間目が終わったあと
原田くんに「ねぇ」と話しかけられた


原「なんで何も書いてないの?怒ってる?」

1「なんでって別に書くことなかったから・・・・」

原「・・・・」

1「・・・・」

原「うざかった?」

1「え?うざくはない・・・・」

原「っそ、じゃこれ」

1「え?」

原「じゃ」


再び同じメモ帳を渡された


66:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:51:30.60 ID:HcvCO/qs0

中には1ページを使って
原田くんが自分のことを書いていた

誕生日、星座、血液型、身長体重
50メートル走のタイム、遠投の記録
好きなテレビ番組、好きな給食のメニュー、寝る時間・起きる時間等
こんなの要らないだろwって情報もあった


なんかうれしかった


67:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:52:39.59 ID:ArMINtI50

ヤバイ原田くんかっこよすぎるwwwww
イケメンだったのか?


71:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:06:55.02 ID:HcvCO/qs0

>>67
中学まではスポーツ刈りのさらに短い感じでイケメンではなかったと思うw
でもスポーツできる、成績いいので
普通の男子よりはモテてるっぽかったけど
原田くん=ゆめこちゃんのものという認識なので
表立ってモテてはなかったなぁ


68:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:54:49.90 ID:fNp+AStO0

性癖やオナ頻度とかも書いてあったんだろうな


71:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:06:55.02 ID:HcvCO/qs0

>>68
ないよww


75:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:22:21.14 ID:rlLESFuQO

>>68
不意打ちWWワロタ


70:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:00:01.75 ID:HcvCO/qs0

私も原田くんと同じように自分のことを次のページにたくさん書いた
無駄に蛍光ペンとか使って書いた気がするw
はしゃいでたんだろうなwww

翌日は学校が休みだったので来週が楽しみだった


土曜日、母親と農協に買い物に行った
夕ご飯の材料を買い込んで車に乗り込もうとすると


「あ、1さん!」


と声をかけられた

原田くん含め、そこにはクラスの男子たち何人かがいた


69:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 00:56:00.28 ID:w9AJ87fc0

10年前の話か


71:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:06:55.02 ID:HcvCO/qs0

>>69
そうですねー約10年くらい
時が経つのは早いですね


母親が「クラスの子でしょ、話しておいで」と言ってくれたので彼らの元に行く



1「みんな何してるの?」

男子1「部活の帰りだよ」

男子2「疲れたーww」

1「そっかーお疲れーじゃ、私戻るね!」

男子1・2「おーまた学校でな」

原「1さん」

1「ん?」

原「ううん ばいばい」

1「う、うん ばいばーい」


72:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:13:45.55 ID:HcvCO/qs0

車の中で母親に

「なにー?あの中にひなこの好きな人でもいるの?」

と聞かれた


「何言ってんのww馬鹿じゃないのwww」

と言いつつも学校外で原田くんに会えたことは嬉しかった
もう少し話したかったなぁ
とは思ったけど自分が恋してるとは思ってなかった


73:!omikuji:2012/04/03(火) 01:17:14.54 ID:FAFdvgFx0

原田はいいヤツだな(´・ω・`)


74:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:21:51.54 ID:HcvCO/qs0

月曜日、例のごとくメモ帳を渡そうとしたが
その日は朝から原田くんのそばにゆめこちゃんがいて
渡す機会がなかったので
帰りに原田くんの靴箱の中に入れておいた


その翌日、昨日私がしたのと同じように
私の上履きに挟まれる形でメモ帳が置いてあった


内容は部活疲れたとか、あの先生はなんか嫌いとか
主に学校関連のことだった
日記みたいな感じかな

最後に土曜日農協で会ったことについて書かれてあった




まさか1さんに会うと思わなかった
1さんの私服姿初めて見れて嬉しかった


76:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:28:08.56 ID:HcvCO/qs0

こんなん書かれて好きにならないはずないだろ

私は完全に原田くんが好きになってしまった
でも、原田くんはゆめこちゃんのものなので
仲のいいまゆちゃんにすら話すことはなかった
告白なんてことは考えもしなかった


原田くんとはその交換日記をしばらく続けた
直接的にメモ帳を渡してたわけじゃないからか
ゆめこちゃんはじめ、クラスの子にはまったくばれなかった

その交換日記は
私が高校に入学して携帯を買ってもらうまで続いた


77:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:33:24.08 ID:HcvCO/qs0

高校は町に1校しかなかったので
中学のクラスメイトがそのまま持ち上がりって感じ
それもう一つある中学校の子たちが加わった

高校になると
原田くんはびっくりするくらいモテるようになった

髪を伸ばし始めたことと
ゆめこちゃんという存在を知らない子がいたせいだろう
そもそも持ってるものは悪くなかった
奥二重だったけど目は大きかったし


79:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:40:24.46 ID:HcvCO/qs0

高校は2クラスあって
私は原田くんとは別のクラスになった
ちなみにゆめこちゃんは原田くんクラス
まゆちゃんは高校に入ったらちょっと派手目な子達と仲良くなって
まゆちゃん自身も見た目や話し方がギャルっぽくなって話しかけずらくなってしまった


私は中学では部活に入ってなくて
原田くんの部活話とか聞くと楽しそうでうらやましかった
ので調理部に入ったww
ものすごくゆるい活動形態だったけど楽しかったよ


78:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:36:39.10 ID:rlLESFuQO

原田イケメンだな。

俺も完全に原田くんが好きになってしまった
でも、原田くんはゆめこちゃんのものなんだもんなあ…


80:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:47:18.98 ID:HcvCO/qs0

私と原田くんの関係は
交換日記はしてたおかげで他の子よりは
原田くんのことちょっと詳しいとは思うけど
表向きは中学校が同じだった人くらいな感じだった

あとやはりクラスが違うと話す機会はめっきり減った
まぁ中学でクラス同じだったときたくさん話してたわけではないけどw


81:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 01:57:27.06 ID:HcvCO/qs0

でもメールは毎日してた
それだけで私は幸せだった
新しい友達も出来たし、私はそれなりに楽しく過ごしてた

高校1年の5月、授業の休み時間に友だちと話してたら
クラスの男子に「原田が1さんのこと呼んでる」と言われた


え?なんで?
学校で話しかけられることなかったのになー

と不思議に思いながら
廊下で待ってる原田くんの元に行く


1「どしたの?」

原「数学の教科書ない?」

1「あるよ 忘れちゃったの?」

原「うん」

1「ちょっと待って、とってくる」

(教室に戻り、教科書取って原田くんに渡す)


1「はい」

原「あ、さんきゅ」

1「うん・・・じゃ、じゃーね」

原「あ!あの!」

1「?」


82:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 02:01:38.05 ID:HcvCO/qs0

原「あのさ、これ」

原田くんが一枚の折りたたまれたルーズリーフを私に手渡す


1「また交換日記するの?w」

原「違う 俺からじゃない」

1「へ?じゃ誰?」

原「先輩・・・・」

1「先輩?部活の?」

原「うん じゃあもう行く あとで教科書返しにくるから」

予鈴とともに原田くんは自分のクラスに帰っていった


83:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 02:04:44.31 ID:HcvCO/qs0

ルーズリーフには


3年の東原です

よかったらメル友になってください

■■■@docomo.ne.jp



ときれいな字で書いてあった


87:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 02:49:02.52 ID:HcvCO/qs0

東原って人知らない・・・・
どこで私のこと知ったんだろう・・・・
もしかして原田くんが話したのかな
なんか私は知らないのに、向こうは私を知ってるって
気持ち悪いなと思った


昼休みに原田くんが教科書を返しにやってきた


原「ありがと じゃあ」

1「あ!聞きたいことあるんだけど」

原「何?」

1「東原って人のこと私知らないんだけど・・・・」

原「うん それで?」

1「うん・・・中にメル友になってほしいって書いてあったの」

原「・・・・」


88:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 02:57:06.75 ID:HcvCO/qs0

原「別にメールくらいいいんじゃない すれば?」

1「え?でも何書いていいかわかんないし」

原「俺のときみたいにすればいいんじゃない?1さんの好きなようにしたらいいと思う」

1「東原さんってどんな人?」

原「・・・・別に普通の3年」

1「何それw」

原「もういい?」

1「あ、うん・・・ごめんね」


89:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:08:27.27 ID:HcvCO/qs0

原田くんにメールくらいとは言われたものの
やっぱりメール送る気にならなかった
でもこのまま何も送らないと
東原って人もやきもきしてすっきりしないかも・・・・と思った

メールするつもりはないってメールで断ることにした



こんばんは 1です
メル友になってほしいって気持ちは嬉しいんですが
私は東原さんのこと全く知らないので
何をメールしていいのかわからないです
申し訳ないのですがメル友にはなれません
ごめんなさい


たしかこんな感じ

返信は早かったw


こんばんは
メールありがとうございます
自分は3年1組で水泳部に入ってます
1さんのことは入学式で見て気になって人から聞いて
1さんと同じ○○中の原田に頼んで手紙渡してもらいました
たしかに俺の顔も知らないのにメル友って嫌ですよね ごめんなさい
でもどうしても1さんと知り合いたくてこんなことしてしまいました
今度学校で話しかけてもいいですか?


90:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:12:44.22 ID:HcvCO/qs0

初めてはっきりと恋愛感情をぶつけられたので返信に困った

嫌な気分はしなかったけど
どう返事するのがベストかなと考えてた

シンプルに

こちらこそ言い過ぎてしまってごめんなさい
学校で話しかけてもらっても大丈夫です
楽しみにしてます


すごく楽しみにしてるわけじゃなかったけど
ちょっと気になったのは事実だったから



その日は原田くんからメールが来なかった


91:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:22:20.21 ID:HcvCO/qs0

数日後、移動教室だったので
友だちと話しながら理科室へ向かってると
後ろから肩を叩かれた
振り向くと背が高くてがっちりしてて顔の濃い上級生がいた


あ、この人が東原さんだなと直感で思った



東「あ、あのメールの東原です」

1「あ・・・は、はじめまして・・・」

東「はじめまして・・・」

友だちが私たちに気をつかって先言ってるからーと叫んだ
絶対話のネタになってるのはわかったし、
あとで色々聞かれるんだろうなーと思った


東「・・・移動中?次の授業何?」

1「あ、化学です」

東「そっか あ、俺今から体育で偶然1さん見かけて」

1「そうですか・・・」

東「あ、もう行かないといけないよね!ごめんね!あの今日メールしていい?」

1「あ、はい・・・大丈夫です」

東「ありがとう!じゃ!」


92:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:25:44.20 ID:HcvCO/qs0

理科室に遅れて行くと
さっきまでに一緒にいた友達がニヤニヤしながら
ちっちゃい紙片に

「あれ誰?彼氏?(はーと)」

と書いて渡してきた


恋バナ楽しいもんね、特に人の恋バナはね


94:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:28:10.47 ID:HcvCO/qs0

授業のあと携帯見ると
さっそく東原さんからメールがきてた


さっきはどうもありがとう
さっそく送ってしまってごめんね!
俺のことどう思った?
メル友になってくれる?


95: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/04/03(火) 03:32:06.48 ID:CVYGfuWA0

面白い


96:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:46:20.55 ID:HcvCO/qs0

いえ、大丈夫です
まだ少ししか話してないのでよく分からないですけど
メル友は大丈夫ですよ
こちらこそよろしくお願いします


そうやって返した
そんなにメールに乗り気ではなかったけど
知り合いが一人でも出来るのは嬉しいことだった


夜、東原さんとメールした
東原さんはとにかくメールの返信が早かったww
あととにかく質問攻めだったwww
なぜか私が好きだというものは東原さんも好きなものだったりした
私が調理部だと言うと「1さんの料理食べたいなぁ!」とか
私のこと鈴木あみに似てるよね!といつも言ってた
私への好意がダダ漏れだった


98:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:53:11.93 ID:HcvCO/qs0

その夜はほとんどの時間を東原さんとのメールに費やしてしまった
楽しいけど疲れた

原田くんからのメールは
教科書貸した日からこなかった

なので私は自分から送ってみることにした



こんばんは
今日東原さんに学校で会って夜にメールしたよ
原田くんの話もしたよー
今日も部活お疲れ様、明日も頑張ってね



その後返信はなかったので寝た
原田くんからのメールがきたのは朝だった



おはよう
そりゃよかったね




そんだけ?って思った


97:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 03:50:50.73 ID:SIQ9lk3Y0

東原さんは好青年的な感じ?チャラい感じ?


99:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 04:01:14.80 ID:HcvCO/qs0

>>97
ややちゃらい感じかな、結構目立ってたと思う
好青年とは言い難い・・・・

学校でもよく東原さんに話しかけられた
東原さんは友達数人で1年のクラスにやってきたり、
私が中庭にいたら校舎の窓から「ひなちゃーん!」と声かけてきたり、
朝礼のときもわざわざ1年のところまできたりしてた
ちょっと迷惑だったのは
東原さんの友達まで「ひなちゃんひなちゃん」と声かけてくること
全然知らない先輩からちゃん付けされるの嫌だった

でも私はやっぱりいい人って思われたくて嫌だとは言わずにニコニコしてた


100:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 04:08:37.97 ID:HcvCO/qs0

そんな感じだったから
私はちょっと浮いた存在になった

他の女の子(特に3年生)からしてみれば
私のことうざいって思ってる人結構いたと思う
同学年にもいたしね
久々登場ゆめこちゃんはそのうちの一人だった


ゆめこちゃんは相変わらず他の女の子より
一歩抜きん出て原田くんと仲が良かった
おまけに二人は許嫁という噂は相変わらず流布してた
ゆめこちゃんは否定しなかったらしいし


101:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 04:12:00.13 ID:HcvCO/qs0

しかしゆめこちゃんは
私が3年生の男の先輩から
ちやほやされてるのが気に入らなかったっぽい
会うたび睨まれてたし、
私に聞こえるように「男好きが移るからあっちいこ」とか言われた
まぁ実害はないから無視してたんだけど
やっぱり人から嫌われるのは慣れない


102:名も無き被検体774号+:2012/04/03(火) 04:23:25.04 ID:HcvCO/qs0

それから数日後、原田くんからメールがきた


「今日部活は?」

「ないよー」

「一緒に帰んない?」

「え?いいの?」

「1さんが大丈夫なら」

「私は大丈夫だよ」


久々のメールで心弾んだ
しかも約束して一緒に帰るなんて初めてのことだった
彼女(ゆめこちゃん)いるけどいいのかなと思った
でも心臓ぎゅううううってなるくらい嬉しかった

学校終わって急いで自転車置き場に向かった


114:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:17:11.17 ID:Sywq+1BZ0

自転車置き場に行くと
私のほうが早かったのかまだ原田くんの姿は見えなかった

「今どこ?私は自転車置き場にいるよ!!」

とメールするとすぐ返事がきた


「みんなに見られるとまずくない?裏のポストあたりで待ってて」




原田くんが指定してきた場所は
あまり生徒が通らないところだった

そうだよねー
たしかに一緒に帰ってるところをゆめこちゃんや
ゆめこちゃんの友だちに見られるとまずいよねー

・・・だったらなんで一緒に帰ろうなんて言うんだろ
ちょっと落ち込んだけどとりあえずポストのとこで待ってた


115:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:19:09.65 ID:+e2tX4nI0

キタ━(゚∀゚)━!


116:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:22:46.54 ID:Sywq+1BZ0

5分くらい待ってると原田くんがやってきたので
自転車で並走しながら話しをした


原「待った?ごめん」

1「ううん 平気」

原「話すの久々な気がする」

1「あーそうかもね 最近メールしてなかったからかな?」

原「そうだね」

1「うん・・・」


話せてすごく嬉しいんだけど
なぜかいつもみたいに言葉がうまく出てこなくてしばらく沈黙が続いた

自転車を漕ぐキーキーって音と蝉の鳴く音がうるさかった


117:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:29:21.57 ID:Sywq+1BZ0

1「あ、最近メール返ってこなかったけど部活忙しいの?」

原「ううん あ、でもちょっとしんどい時もあるかも ごめんね」

1「あ!いいのいいの!」

原「うん・・・・」

1「・・・・」


1「もうすぐ試験だねー嫌だねー」

原「そうだねー」

1「・・・・・」

原「・・・・・」


どんな話題でも話が膨らまなかった
本当は色々聞きたいことがあった

なんで今日一緒に帰ろうって言ってくれたの?
なんで校外で待ち合わせしようって言ったの?
でも怖くて聞けなかった


118:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:31:26.49 ID:VqhPYxmHO

wktk


119:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:35:44.24 ID:Sywq+1BZ0

突如、原田くんが口を開いた


原「東原先輩とどう?」

1「えっ、あーいい人だよね!メールとかすごいマメだし、普通にかっこいいよね」

原「ふーん 付き合うの?」

1「えw 付き合うとかそういう感じじゃないと思うよ?」

原「でも1さんは先輩のこといいって思ってるんでしょ 先輩は1さんのこと好きだよ 
だったら両思いだね」

1「それはないよーw 告白とかされてないもん」

原「ふーん・・・・」


と急に原田くんが自転車を止めた

並んで走ってたけど少しだけ原田くんが前で出てたので
えっえええってびっくりして、私も止まった


120:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:37:14.32 ID:ft3Do8XZ0

まってました!


122:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:42:00.81 ID:Sywq+1BZ0

>>120
ありがとう(´;ω;`)
がんばって今日も書いていくよー!




1「え・・・?何?どしたの?」

原「あのさ、俺1さんのこと好きだよ」


1「・・・・は?」

原「本当は東原先輩のアドレス渡すのとかすっごいいやだったし、すげームカついてた」

原「あとあの人すっごい1さんに馴れ馴れしいじゃん」

原「んで今もかっこいいとかいい人って1さんが言ってるの聞いてすごいムカつく」

原「今すごい恥ずかしいこと言ってるの分かるけど、でも嫌なんだよね」


124:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:50:52.45 ID:Sywq+1BZ0

思考回路はショート寸前、ていうかショートしてた

あれ?原田くんに告白された?
え?えぇ?
でも原田くんにはゆめこちゃんがいて・・・・
でも私のこと好きって今言ってたよね

状況把握できないまま原田くんはどんどんおしゃべりになってく
直射日光の田んぼの真ん中で
私も原田くんも汗かきながら突っ立ってた



原「俺1さんの考えてること全然わかんない そんなに東原先輩のこといいって思うなら付き合えばいいじゃん」

原「昔からそんな感じだったよね」

原「なんか男の前で誰にでもいい顔してる感じだよね すっごいいやだった」

1「え、ま、待って・・・ そんなことない!」

原「・・・・」

1「あ、暑いから日陰いこ・・・」



すごい暑くて数十メートル先の木陰に自転車止めて並んで座った


125:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:51:53.99 ID:VqhPYxmHO

嫉妬か


126:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 00:53:46.30 ID:ft3Do8XZ0

男の俺には原田くんの気持ちがすごくわかる


127:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 01:02:12.83 ID:Sywq+1BZ0

1「暑いね・・・お茶飲む?」

原「いらない」

1「あ、そう・・・」

原「・・・・」



1「原田くんってゆめこちゃんと付き合ってるんだよね?」

原「は?付き合ってないよ」

1「え?でも仲いいし、私昔聞いたんだよ 二人は許嫁だって」

原「許嫁とか今時ないよ普通・・・」

1「はぁ」

原「ゆめこ発信の噂にしか過ぎないよ」

  「最初はみんなにからかわれて否定してたけど、きりがないし否定し続けるの面倒だったから放置してた」

  「ていうか結婚相手くらい自分で選ばさせてよ」

1「じゃ、じゃあ付き合ってるんじゃないんだね・・・」

原「うん 俺初めて好きになったの1さんだもん」



ええええええええ
心臓というか内蔵出るかと思うくらいドクッてなった


128:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 01:14:50.76 ID:Sywq+1BZ0

1「で、でもさ!なんで一目を避けて待ち合わせしようなんて言ったの?」

 「みんなに見られるの嫌だったんでしょ」

原「それは1さんのほうでしょ 俺と帰ってるの原田先輩に見られるとまずいじゃん」

1「えー・・・・・」


私も原田くんも鈍感すぎた



1「ならもし私と付き合うことになったら堂々と一緒に帰ってくれるの?」

原「うん」

1「そっかぁ・・・・」

原「付き合ってくれるの?」

1「えっ・・・あ、あのー・・・」

原「はっきり言ってくれていいよ ダメだったら諦めるし」

1「私も原田くんのこと好きだったよ」

 「交換日記のときぐらいからずっと好きだったけどゆめこちゃんのこと気になってたから黙ってた」

原「あ、俺1さんが転校して前の席になったときから好き 俺のほうが勝ち」

 「みんな1さんが髪切ったあたりから可愛いって言い出したけど、俺もっと前から思ってたから」

 「だからそこらへんの奴なんかと俺は全然年季が違うから」



普段はこんな子供っぽいこと言わないので
原田くんがすごくかわいく感じた
ますます好きになった


129:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 01:16:32.72 ID:VqhPYxmHO

青春、か…


130:名も無き被検体774号+:2012/04/04(水) 01:25:57.07 ID:Sywq+1BZ0

こんな感じで私と原田くんは付き合うことになった

ケンカしたりもしたけど結局高校3年まで付き合ってた
その後も付き合って、いずれは結婚できたらと思ってたけど
なかなか思い通りにはいかなかった


140:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 01:32:45.11 ID:iQcp3z+J0

私と原田くんが付き合いだしたことは数日の内に学年に知れ渡った
狭いコミュニティ内の高校生の口コミ力やばい

そのうち学校の先生までも
「さっき原田みたぞ、気をつけて帰れよ」
等と声をかけてくるぐらい公認の仲になってた

うちの学校は
進学コースと就職コースに明確には分かれてはないが
2年次になると1組が就職、2組が進学で分かれる
原田くんは私たちの住んでる街よりもやや規模の大きい隣町の
進学塾に週末通うくらい賢かったので当然進学組

私は実のところ成績がそんなによくはなかった・・・・
よく頑張ったところで中の上ぐらい
だから就職でもいいかなぁと思ってた


142:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 01:56:07.28 ID:iQcp3z+J0

でも原田くんに放課後勉強教えてもらうことが増えてから
私の成績は右肩上がりになったw
特に理系教科は原田くんより上の点数だったときもあった

原田くんは「今まで勉強してなさすぎw」だって言ってた


先生も1は進学組だって勝手に考えてたりもしてたが私はそれでも迷ってた

それは学費や下宿代のこと
小さい町なので大学に行くとなると寮なり下宿なり
どっちにしろ親に負担をかけることになる
一人で育ててくれた母にも、さらにいえば
血のつながりのないお父さんに迷惑かけてしまうと思った


143:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:02:33.38 ID:iQcp3z+J0

そんなこと今まで友達にも言ってこなかったんだ
いつもへらへらしてたし、誰にも本音言ってこなかった

でも原田くんは私が迷ってることを見通してきてた

「お金のことは俺にはどうしようもできないけど、ちゃんと親と話してから決めればいいよ」

「ひなちゃんが本当に大学行きたいと思ったら分かってくれると思う」

「ひなちゃんが就職してここに残るとしても別れるつもりないし」

「誰かに迷惑かけるのは生きてく上ではしょうがないよ」


みたいなことを言ってくれたと思う
原田くんの言葉は的確で本当頼りになったし、支えになった


144:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:04:58.64 ID:S7sfBGhc0

かっこええなあ


145:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:07:36.00 ID:iQcp3z+J0

その後、両親に大学進学したいですと話すと
特に反対されることもなくあっさり頑張りなさいと言われた

むしろ喜んでくれたと思う
特にお父さん


お金のこととか迷惑かかんない?と聞くと

それくらいの準備はしてあるから気にするなって言ってくれた
本当頭が上がらない


原田くんに報告すると
「マジかーよかったなー!絶対一緒の大学行けるよう頑張ろうなー」と言ってくれた


146:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:15:52.95 ID:iQcp3z+J0

そして高2で再び私は原田くんと同じクラスになる
あ、ゆめこちゃんもいて相変わらず話はしなかったけど
面と向かって悪口言われることはなかった
原田くんのおかげか?


わたしの成績も安定して上位グループに入り続けてたし
学校も楽しく過ごせてた
この時期が一番楽しくて充実してたなぁ
あ、初チューと初エッチは高2で済ませたwww


でもそう幸せは続かなかった

悪いことって急にやってくるね



母親がいなくなったんだ


147:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:31:02.16 ID:iQcp3z+J0

ある日母親が

「ちょっと東京の親戚の体調が良くないっていうから様子見てくる」

って言って3、4日家を空けたんだ



親戚の葬儀や法事って今までにも何度かあったから
私もお父さんも何も不思議に思わず送り出した
前の日にはいつも通り私に「おみやげ何がいい?」って聞いてたぐらい母親は普通だった


あれ?おかしいって思ったのは
母親が帰ってくると言ってた日になっても帰ってこなかったとき

最初は事故にでもあったんじゃないかと思った
母親は携帯持ってなかったので親戚の家にお父さんが電話した

すると親戚のおばさんは信じられないこと言うんだ
誰も体調悪くないし、母親はこっちにきてない、というかここ数ヶ月連絡とってないって言うんだ



意味がわからなかった
お父さんはもっと混乱してたと思うけど
私には決してそういう姿見せなかった


148:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:37:23.44 ID:iQcp3z+J0

この間色々なことがあったんだけど
ちょっとめんどくさいんで省略させてもらいます

結論として
母親には浮気相手がいた
再婚前に知り合ってたっぽいんだけど
詳しいことは知らない、ていうか知りたくないので聞いてない


この母逃亡事件で生活は一変したんだ

狭い田舎なんでこういうゴシップは好かれるんだと思う
クラスでも私は腫れもの扱いだったし、
歩いてもおばちゃんが「大変ねー」って声かけてくる
本心から心配してくれてる人がいるっていうのは今ではわかるけど
当時は全員うちのことを面白がってるって思ってた


149:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:48:31.47 ID:iQcp3z+J0

学校も欠席がどんどん増えた
お父さんはそれに対しては何も言わなかった
朝お父さんが仕事行ったあと、のっそり起きて朝ご飯食べて
ゲームしたりしてカップラーメン食べて
昼寝して夜ご飯作って自分の部屋に引きこもってた
立派な引きこもりができあがった


でも原田くんとは連絡とってたんだ


なぜか原田くんはこんなクズ生活送ってる私を叱りもしないし、同情もしなかった

部活が終わったあと、「やほー」って普通にうちにやってきて
私が作ったご飯をむしゃむしゃ食べながら
居間でゴロゴロして「なんか新婚さんみたいだねー」なんて
のんきなこと言ってた


2週間目に

私から「なんでこんなことしてんの?」って聞いたら


「別に 俺がしたいからしてんだよ ひなちゃんのためとかじゃないし」
って言ってゴロゴロしてた


150:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 02:55:54.48 ID:iQcp3z+J0

そんな原田くん見てたら
無性に自分がくだらないことしてるって思えて
あ、やばいこれ泣くと思って逃げた


急いでトイレ駆け込んでワンワン泣いた


2、30分立てこもった後
戻ると原田くんが無言でよしよししてくれた


151:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 03:05:32.74 ID:iQcp3z+J0

そういえばお父さんは毎日文句言わずに仕事行ってるよなー
私本当に出てばっかで情けないなーと思った


その2日後、学校行った

腫れもの扱いは変わんなかったけど、でも気分は多少楽だった



家に帰ってお父さんと話した
長く避けてきた母親のことについてだ


1「お父さん、私この家にいてもいいのかな?」

父「?」

1「だって戸籍上は家族だけど、やっぱ血繋がってない子供だし」

父「血は繋がってないけど親子に変わりはないから」

  「お前が成人して籍抜きたいと思うんだったらそうしてもいい」

  「とにかく大学卒業までは親させてくれ」

  「お金とか家のこととか子供は心配しなくていい」



本当お父さんがお父さんでよかった
私はいい人に囲まれてるなぁと思った


152:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 03:16:43.01 ID:iQcp3z+J0

なんか初恋の話じゃなくなってるww
ごめんなさい


いい人ばかりなのに私はますますクズになっていった


まず勉強しなくなった
たぶん私が頑張れる根本は母親のためだったんだと思う
その母親がいなくなった、悪くいえば裏切られたことにより努力しなくなった

そして性格がひがみっぽくなった
どうせ母親があんなんだから私には無理みたいなことよく言ってた
原田くんに対しても、私と原田くんは違うからわかってもらえない!と
ヒステリックになる機会も増えた
それでも原田くんは何も言わずに付き合ってくれたけど

そんな原田くんを見てると
なんだか腹が立ってきて何か困らせたいと思った
原田くんの嫌がること、浮気し始めた
名実ともに男好きになった
原田くんが困れば困るほど楽しくて浮気がとまんなかった


154:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 03:25:50.02 ID:iQcp3z+J0

最初は「浮気されても俺が本命なら我慢する」と言ってたんだけど
高3の夏休み明けに「もう付き合えない、俺が変になる」って言われて別れた
最後まで私は原田くんを責めてた


嘘つき、根性なし、結局原田くんもみんなみたいに私のこと馬鹿にしてんでしょ


残りの高校生活はものすごいつまんなかった
別れたとはいえ、原田くんは何かと私を心配してくれてた
後で聞くことだけど、お父さんに私の家での様子聞いたりしてたみたいだ
どこまでいい人なんだ・・・



その後、原田くんは関西の大学へ
私は結局大学には行かず就職しました


おわり


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これが私の初恋の話です
最後があまりに汚くて書くのためらったwww
でも2ちゃんでしか話せないことだから思い切って書いてみました

最後まで読んでくれてありがとうございました!
別に質問もないと思うけど聞きたいことあれば答えます!


156:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 03:31:22.86 ID:ioCWJr4R0

乙、若干胸糞悪い展開だったなww

母親や父親、原田くん、ゆめこちゃん、まゆちゃんとの
その後の関係、聞いても良かったら聞きたい


160:1です:2012/04/05(木) 18:58:58.78 ID:iQcp3z+J0

>>156
ごめんww
思い返すと自分のクズさにイライラしますw

その後ですが
母と父は私が20歳のときに離婚しました
それからは父の子供として生活してます
離婚の手続きでこちらの家にやってきた際に
私も母に会うタイミングがあったのですが
わざと仕事のせいにして会いませんでした
まだ許せなかったんでしょうねー

その後、私宛に母から手紙が届きました
謝罪と許しを乞う内容と私の健康を心配する手紙でした

何か書いたほうがいいのかと一度は返事書こうとしたんですが
考えれば考えるほど心が乱れていってって
うまく書けないので結局返事するのはやめました

いまだに母とは連絡とってません
父に聞けば連絡先わかるんですけどね・・・・


161:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 19:11:40.57 ID:iQcp3z+J0

>>156の続き

父はすでに違う土地で単身赴任生活中です

ゆめこちゃんもまゆちゃんも
私がクズ化する前から交流なかったんで関係性はないですね

二人ともすでに結婚してお母さんらしいです
ゆめこちゃんは相変わらずきつい性格らしいw
まゆちゃんはデキ婚して離婚してシングルマザーらしいです

原田くんとは卒業してから一切連絡とってませんでしたが
2年前にfacebook登録したら原田くんからメッセージがきました
どう見ても本人だったので気まずくて最初は無視してたんですが
心のどこかで嬉しい気持ちもあって返事しました

でも本当それだけですね
向こうはお茶だけでもいいから一度会いたいと言うんですが
彼、もう結婚してるし、お子さんもいるので
それはできないって断りました

facebookにあっぷしてある幸せそうな彼の家族写真見ると
ちょっと切なく悲しくなりますwメンヘラ気持ち悪いですねw


159:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 08:02:29.06 ID:KaQiYn0J0

辛い話を書いてくれてありがとう。
いまこうして書けるってことは、母親失踪で受けた精神的なダメージがだいぶ癒えてきたのかな。
以前の1を取り戻せるといいね。


168:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 22:33:06.90 ID:sB5S69b80

幸せになってな、原田のためにも


169:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 22:59:03.21 ID:Grs/wUik0

これから幸せになってね


171:名も無き被検体774号+:2012/04/05(木) 23:51:00.32 ID:6rSZhpAy0

母の事は良くわかんないけど、お父さんを大切にね


172: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 :2012/04/06(金) 02:39:08.31 ID:Rt/abTJ+0

原田になら・・・抱かれてもいい。

楽しませてもらいました。波瀾万丈ってやつですかね。



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